コルブの経験学習理論とは
デイビッド・コルブは、学習は「具体的な経験をする」「それを振り返る」「その振り返りから抽象的な概念を形成する」「その概念を新たな経験を通じて能動的に検証する」という4段階のサイクルを通じて起こると提唱しました。コルブの4つの学習スタイルは、このサイクルのうちどの2段階をその人が好んで使う傾向があるかを示すもので、新しい情報やスキルへの自然なアプローチの仕方を形作ります。
どのスタイルが優れているというものではない
どのスタイルが優れているということはなく、それぞれが異なる2つの強みを組み合わせたものであり、多くの人は一つの純粋なタイプというよりいくつかのスタイルが混ざった傾向を示します。自分本来のスタイルを無理に変えようとするより、この枠組みを使って自分が好む学び方を自覚し、サイクルの他の段階も意識的に取り入れることで、よりバランスの取れた学習につなげることを勧める教育者が多くいます。
よくある質問
学習スタイルは時間とともに変わりますか?
はい。多くの人は一貫した傾向を持つことが多いものの、経験や教育、扱う対象やタスクによって学習スタイルはある程度変化しうるというのが、多くの研究者の見解です。一生完全に固定されたものではありません。
自分のコルブの学習スタイルはどうやって調べられますか?
コルブ自身が開発した自己診断ツール「学習スタイル・インベントリー(LSI)」があり、それをもとにしたさまざまな派生版がオンラインで利用できます。結果は厳密で永続的な分類としてではなく、自分の学習の好みを振り返るための一般的な出発点として活用するのがおすすめです。