大陸別・国際電話の国番号リファレンス

国にはそれぞれ固有の国番号があり、この番号を間違えることが国際電話がつながらない最も多い原因です。地域別の国番号と、実際のかけ方の基本ルールを紹介します。

ヨーロッパの国番号

イギリス44、フランス33、ドイツ49、イタリア39、スペイン34など、ヨーロッパの主要国にはそれぞれ独自の国番号が割り当てられています。国番号は国際電気通信連合(ITU)によって世界共通で管理されています。

アメリカ大陸の国番号

アメリカとカナダは1という同じ国番号を共有しており、両国は市外局番によって区別されます。メキシコは52、ブラジルは55と、中南米の国はそれぞれ独自の番号を持っています。

東アジアの国番号

中国は86、韓国は82、台湾は886が割り当てられています。日本国内からかける場合、市外局番の先頭の0を省いて入力するのが基本です。

中東の国番号

アラブ首長国連邦は971、トルコは90、サウジアラビアは966など、中東地域の国番号もそれぞれ独立して割り当てられています。

オセアニアの国番号

オーストラリアは61、ニュージーランドは64です。どちらの国も、国番号を使ってかける際には市外局番の先頭の0を省略します。

国際電話のかけ方の基本ルール

国際電話は「国際電話識別番号(またはスマートフォンの「+」)+国番号+先頭の0を除いた相手の電話番号」の順で入力するのが世界共通の基本ルールです。スマートフォンでは「0」キーを長押しすると「+」を入力でき、発信元の国を意識せずかけられます。

そもそもなぜ国番号が存在するのか

国番号は、世界中のどの電話網からでも、相手国の国内の電話番号体系を事前に把握していなくても正しく通話を接続できるように、国際的に標準化された仕組みです。国際電気通信連合(ITU)が公式な一覧を管理しており、ヨーロッパの多くの国番号が3や4で始まるように、地域ごとにある程度まとまりがありますが、歴史的な経緯による例外も少なくありません。

「+」記号と国際電話識別番号の違い

各国には、海外への発信時に使う独自の「国際電話識別番号」があります(アメリカ・カナダの011、ヨーロッパの多くの国で使われる00など)。手動でダイヤルする場合、この番号を国番号の前に入力する必要があります。ほぼすべてのスマートフォンで使える「+」記号は、この手順を省略するために存在するもので、発信元の国の識別番号を自動的に処理してくれるため、どの国からかけているか分からないときでも「+」を使うのが最も確実な方法です。

よくある質問

市外局番の先頭の0は必ず省略する必要がありますか?

ほとんどの国では、国番号を使ってかける場合、市外局番の先頭の0は省略するのが基本です。ただしイタリアのように国際電話でも先頭の0を残す例外もあるため、よくかける国については事前に確認しておくと安心です。

正しい国番号を入力してもつながらないことがあるのはなぜですか?

市外局番の0の付け忘れや消し忘れ、国際電話識別番号を手動で誤って入力してしまうこと、携帯電話専用の国番号を固定電話と同じ感覚でかけてしまうことなどが主な原因です。国際電話識別番号の代わりに「+」と国番号、相手の番号だけを入力する方法を使うと、こうしたミスの多くを防げます。