不妊治療休暇を申請する方法

ステップをタップして順番に確認してみましょう。

  1. 不妊治療休暇とは

    人工授精や体外受精(顕微授精を含む)などの不妊治療を受ける労働者が、診察や施術のスケジュールに合わせて短期間の休暇を取れるよう、多くの地域で法律により保障されている制度です。

  2. 年間の利用可能日数を確認する

    年間で定められた日数の範囲内で利用でき、そのうち一部が有給、残りが無給として運用される構成になっていることが多いため、正確な日数や有給の範囲はお住まいの地域の労働関連法や公式案内で確認する必要があります。

  3. 申請対象を確認する

    不妊治療を受けている労働者本人が対象で、正社員・契約社員などの雇用形態にかかわらず、労働関連法の適用を受ける労働者であれば申請できるのが原則です。

  4. 会社に休暇を申請する

    不妊治療休暇の申請書を作成し、診察スケジュールに合わせてあらかじめ会社に提出します。状況によっては急に申請が必要になる場合もあるため、会社と事前に情報共有しておくと役立ちます。

  5. 不妊治療確認書を提出する

    病院が発行する不妊治療確認書など、診療の事実を証明する書類を会社に提出する必要がある場合が多いため、通院時にあわせて発行を依頼しておくとよいでしょう。

  6. 秘密保持義務を知っておく

    会社は労働者の不妊治療休暇の申請事実や関連情報を、本人の同意なく外部に漏らしてはならないと法律で定められている場合が多く、プライバシーが保護されます。

  7. 不当に拒否された場合

    正当な理由なく会社が不妊治療休暇を拒否したり、不利益な扱いをしたりする場合は、お住まいの地域の労働相談窓口や管轄の労働行政機関に相談・申告することができます。

法律で保障された権利を知って活用する

不妊治療は病院の診療スケジュールが急に決まることが多いため、関連する制度をあらかじめ知っておくと、会社に休暇を求める際にずっとスムーズにコミュニケーションを取れます。本記事は一般的な手続きの案内であり、正確な有給・無給の日数や詳しい要件はお住まいの地域の労働関連法の改正によって変わる可能性があるため、必ず地域の労働行政機関の公式案内で確認してください。

急な治療スケジュールへの備え方

治療の予約は急に決まることも多いため、具体的な日程が固まる前から早めに人事担当部署へ共有しておくと動きやすくなります。直属の上司には、業務上必要な範囲にとどめて伝えるという工夫をする人も多いです。また、一つの休暇制度だけに頼らず、他の休暇や柔軟な勤務時間の調整と組み合わせて、一連の治療期間を乗り切る人もいます。

よくある質問

会社に不妊治療の事実を必ず伝えなければなりませんか?

休暇を申請するためには、不妊治療確認書など事実を証明する書類を提出する必要がある場合が一般的です。ただし会社はこの情報を本人の同意なく外部に漏らさないよう、法律で秘密保持義務を負っています。

契約社員や派遣社員も不妊治療休暇を使えますか?

雇用形態にかかわらず、労働関連法の適用を受ける労働者であれば利用できるのが原則です。ただし具体的な適用の有無は勤務形態によって異なる場合があるため、お住まいの地域の労働行政機関に確認するのが確実です。