「市場に勝てない」ことがむしろセールスポイントになった理由
多くの学術研究や長期の運用成績データによれば、手数料控除後で見ると、かなりの割合のアクティブ運用型ファンドがベンチマークとする市場指数に長期的に勝ち続けることは難しいとされている。これは、「市場に勝とうとせず、市場平均に近い成績を目指す」というインデックスファンドの立ち位置が、この数十年で個人投資家の間で徐々に受け入れられてきた重要な理由のひとつである。
インデックスファンドを選ぶ際に注意すべき細部
手数料の高低以外にも、同じ指数に連動する異なるファンド商品の間で、トラッキングエラー、ファンド規模、流動性、複製方法(完全法かサンプリング法か)などに差が生じることがある。こうした細部も長期保有の実際の体験に影響するため、手数料だけを比較して判断すべきではない。
よくある質問
インデックスファンドにリスクはまったくないのか
そうではない。インデックスファンドも連動する指数の値動きに応じて変動し、市場全体が下落する局面では同様に損失が生じる。「分散投資」「低コスト」は一部の特定リスクを低減するだけであり、リスクがないことを意味しない。本ページの内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、具体的な投資助言を構成するものではない。
インデックスファンドを積立投資すれば必ず利益が出るのか
そうとは限らない。積立投資は資金を投じる方法のひとつにすぎず、買付時点ごとのコストをある程度平準化する効果はあるが、最終的なリターンは投資先市場の長期的なパフォーマンスに左右される。連動する指数が長期的に下落または横ばいで推移した場合、積立投資であっても損失や期待を下回るリターンとなる可能性がある。