なぜ複数の計算式で結果が一致しないのか
デビン式・ロビンソン式・ミラー式は、それぞれ異なる時代に異なる基準集団をもとに作られた経験式であり、どれか一つが絶対的に正しいというものではありません。臨床の投与量計算では、複数の式の平均値を使うこともあるほど、単一の「正解」とは扱われていません。
計算式では分からないこと
理想体重の計算式は身長と性別だけをもとにしており、骨格の大きさや筋肉量、体脂肪の分布までは考慮していません。同じ身長・性別でも、骨格が大きく筋肉量の多い人と、そうでない人とでは、実際に健康的な体重の目安は変わってきます。
よくある質問
デビン式で計算した理想体重より重いと不健康ということですか?
そうとは限りません。この式はもともと臨床での投与量計算を目的とした大まかな目安であり、個人の健康状態を判定するためのものではありません。骨格や筋肉量、年齢など他の要素もあわせて考える必要があります。
日本の健康診断で使われる「標準体重」とデビン式は同じものですか?
異なります。日本の健康診断で一般的に使われる標準体重は「身長(m)の2乗×22」というBMIを基準にした計算式で、デビン式とは成り立ちも計算方法も別のものです。