ネクタイの結び方:プレーンノット(フォー・イン・ハンド)をステップごとに解説

フォー・イン・ハンドは、ほぼどんなネクタイやシャツの襟にも合うため最も広く教えられているネクタイの結び方で、一度コツをつかめばたった6つのシンプルな動作で完成します。

  1. ネクタイを首にかける

    太いほうの端を右側にして襟にネクタイをかけ、細いほうの端より約30cmほど下に垂れるようにします。この最初の長さをだいたい正しく合わせておくことが、結び終わったときにネクタイがベルトのバックルの位置にくるかどうかを左右します。

  2. 太いほうの端を細いほうの端の上に交差させる

    太いほうの端を左側へ、細いほうの端の上を通すように持っていき、胸の前で2つの端がXの字を作るようにします。

  3. 太いほうの端を後ろに回し、再び前に持ってくる

    太いほうの端を後ろから細いほうの端の下をくぐらせて戻し、もう一度前に持ってきて、細いほうの端の上を2回目に交差させます。

  4. 太いほうの端を首のループに通して上に出す

    後ろから、太いほうの端を首まわりのループに通して上に上げ、前に垂らします。

  5. 太いほうの端を前のループに通して下に出す

    片手で形になりつつある結び目を胸の前で軽く押さえながら、もう片方の手で太いほうの端を、結び目のすぐ前にある横向きのループに通して下に出します。

  6. 結び目を締めて襟元までスライドさせる

    細いほうの端を固定したまま、太いほうの端を優しく引いて結び目を締め、両手を使って結び目全体を襟元までスライドさせます。結び目のすぐ下にできる小さな折り目(「ディンプル」)を整えると、より仕上がりが引き締まって見えます。

なぜフォー・イン・ハンドが最初に学ぶ定番の結び方なのか

ウィンザーノットやハーフウィンザーノットに比べて巻きつける回数が少ないため、細身でやや非対称な形になり、細めのネクタイやボタンダウンの襟と特に相性が良く、一般的に感覚で覚えやすい初心者向けの結び方とされています。

最初の長さを正しく合わせるコツ

初心者にありがちなミスは、太いほうの端を細いほうの端に対して短すぎる、または長すぎる状態で始めてしまうことです。結び終えたネクタイが短すぎたり長すぎたりした場合、途中で調整しようとするよりも、一度ほどいて最初の垂らす長さからやり直すほうが、ほぼ間違いなく早く済みます。

よくある質問

なぜネクタイが短くなりすぎてしまうのですか?

太いほうの端は、直感で思うよりも多く最初にたるみを取っておく必要があります。結び終えたネクタイが短すぎる場合は、交差させ始める前に太いほうの端を目に見えて低い位置に垂らすところからやり直してください。

フォー・イン・ハンドの結び方はどんなネクタイにも合いますか?

ほとんどの標準的な幅や細身のネクタイ、たいていの襟のスタイルにはよく合いますが、非常に幅の広いネクタイやワイドカラーの場合は、ハーフウィンザーのようなボリュームのある結び目のほうがバランス良く見えることがあります。

結び目の下にできる小さな折り目は何と呼ばれますか?必要なものですか?

一般的に「ディンプル」と呼ばれています。必須ではありませんが、急いで結んだのではなく、丁寧かつ意図的に結ばれた結び目の証として広く評価されています。