自分の顔型の測り方とスタイリングへの活かし方

ヘアスタイルやメガネ選びのアドバイスで「顔型」という言葉は頻繁に使われますが、実際に自分の顔型を測ったことがある人は意外と少ないものです。分類の考え方と主なカテゴリーの特徴を整理しました。

自分で測る方法

髪をすべて後ろに上げ、明るく均一な照明の下で鏡やカメラに正面から向き合い、4つの寸法を比較します。おでこの幅(こめかみからこめかみ)、頬骨の幅(最も広い部分)、あごの幅(あご先ではなくあごの角の部分)、そして顔の縦の長さ(生え際からあご先)です。どれか1つの数値ではなく、この4つの関係性によって顔型のカテゴリーが決まります。

卵型:縦の長さが横幅よりはっきり長く、あごが丸みを帯びている

おでこの幅とあごの幅がほぼ同じで、頬骨が最も広い部分になり、顔の縦の長さが横幅より長く、あごの輪郭は角ばらず丸みを帯びています。欧米の美容業界の資料でしばしば「基準」の形として扱われる形ですが、これは業界内の一つの慣習であり、客観的な基準というわけではありません。

丸型:縦と横の長さが近く、あごが柔らかい

頬骨が最も広い部分になる点は卵型と似ていますが、顔の縦の長さと横幅がほぼ同じで、あごの輪郭が角ばらず柔らかく丸みを帯びているため、全体として円に近い印象になります。

スクエア型:おでこ・頬骨・あごの幅がほぼ同じ

しっかりとした角ばったあごの輪郭が特徴で、その幅がおでこや頬骨の幅と近く、どの部分でもあまり幅が狭まらないため、顔全体が箱型に近い輪郭になります。

ハート型:おでこが広く、あご先にかけて細くなる

おでこと頬骨が最も広い部分で、あご先に向かって顔が徐々に細くなり、あご先が目立って細く、尖っていることも多い形です。M字の生え際(ウィドウズピーク)を伴うこともあります。

面長(オブロング)型:卵型に似ているが縦がはっきり長い

おでこ・頬骨・あごの幅がスクエア型のようにほぼ同じである一方、顔全体の縦の長さが比率としてかなり長く、真のスクエア型よりも縦に伸びた長方形に近い印象になります。

自撮り写真での自己診断がずれやすい理由

カメラの角度、生え際やこめかみを隠す髪の毛、左右で明るさの違う照明は、いずれも測定している比率そのものをゆがめてしまい、実際より丸く見えたり、実際より長く見えたりする原因になります。目線の高さで正面から撮影し、髪を完全に後ろに上げ、顔の両側に均等に光が当たる状態で撮った写真のほうが、角度をつけたカジュアルな自撮りよりずっと信頼できる判定材料になります。

これらのカテゴリーはあくまで目安であり、厳密な枠組みではない

顔型の分類は、本来連続的に変化する比率を、いくつかの名前のついたカテゴリーに単純化したものにすぎないため、実際には2つのカテゴリーの中間にあたる顔や、複数の特徴が混ざった顔も数多くあります。美容師やメガネ販売の専門家も、顔型は髪質や目鼻立ちの大きさ、本人の好みなど複数ある判断材料の一つとして扱うのが一般的で、唯一絶対の正解を決めつけるルールとしては扱っていません。

よくある質問

自分の顔がどのカテゴリーにもきれいに当てはまらないのは普通ですか?

はい、とても一般的なことです。ほとんどの分類システムは少数の理想化されたカテゴリーを軸に作られている一方、実際の顔は連続的な幅の中に存在するため、隣り合う2つの形の中間だと感じる人も多く、それは自然なことです。

卵型は本当に「理想の顔型」なのですか?

その考え方は、特定の欧米美容業界の長年の慣習に由来するものであり、客観的・普遍的な基準ではありません。時代や文化によって好まれる比率は異なるため、絶対的にどの形が優れているかという事実があるわけではなく、あくまで数ある参考基準の一つとして捉えるのが妥当です。