持続力別ヘアカラーの種類完全ガイド(一時的・半永久・永久)

一時的、半永久、デミパーマネント、永久まで。自分に合った染め方を見つけましょう。

一時的カラー

髪の表面に色素がコーティングされるように乗るだけで、シャンプー一回でほとんど落ちます。カラースプレーやカラーマスカラ、ヘアチョークが代表例で、髪の内部に浸透しないためダメージが最も少ない一方、発色は控えめで雨や汗で衣服や肌に色移りすることがあります。

半永久カラー(セミパーマネント)

アンモニアや過酸化水素を使わず、髪の表面とキューティクルの間に色素が浸透する方式で、シャンプー6~12回ほどで徐々に色落ちします。髪を明るくする力(脱色力)がないため白髪カバー力は弱く、元の髪色より暗いか近いトーンを表現するのに向いています。自然に色が抜けるため、根元の伸びた境目が目立ちにくいのが利点です。

デミパーマネントカラー

少量の過酸化水素を使いますがアンモニアは使わないため、髪自体を明るくせずに色をのせるタイプです。持続期間は4~6週間ほどで、白髪をある程度カバーしながら永久カラーよりダメージが少ないため、トーンダウンやダメージ毛のケアを兼ねたカラーによく使われます。

永久カラー(パーマネント)

アンモニアと過酸化水素を併用してキューティクルを開き、既存の色素を分解しながら新しい色を入れる方式です。一度染めると新しく伸びた根元以外は色が抜けず、白髪カバー力も最も高い一方、化学処理の強度が最も高くダメージや刺激のリスクも大きいため、染めた後のケアが特に重要です。

ブリーチ(脱色)との関係

ブリーチはカラーとは別の工程で、髪の中のメラニン色素そのものを酸化させて抜くプロセスを指します。パステルカラーなど元の髪色よりかなり明るい色を表現したい場合は、先にブリーチで明るくしてから希望の色を入れることが多く、ブリーチはカラー工程の中で最もダメージが大きいとされています。

自分に合った種類の選び方

白髪をしっかりカバーしたいなら永久カラーやデミパーマネントを、ダメージの負担なく気軽にトーンを変えたいなら半永久や一時的カラーを検討するとよいでしょう。ダメージが気になるなら一気に大きく変えるよりデミパーマネントや半永久で段階的に試し、持続力と白髪カバーを最優先するなら永久カラーを選ぶのが一般的なアプローチです。

持続力の差はなぜ生まれるのか

ヘアカラーの持続力は主に、キューティクルを開くアンモニアと、既存の色素を分解して新しい色を発色させる過酸化水素をどれだけ、どのように使うかによって決まります。両方を使う永久カラーが最も長持ちし、どちらも使わない一時的・半永久カラーほど早く洗い流される代わりにダメージの負担も少なくなります。

染めた後のケアはどう違うのか

どの種類で染めたとしても、色を長く健康的に保つには染めた後のケアを一緒に行うことが大切です。カラー用シャンプーの使用や定期的なトリートメント、スタイリング前の熱保護剤の使用が特に、永久カラーやブリーチをした髪では色持ちとダメージ回復のために欠かせません。

よくある質問

半永久カラーでも白髪は隠せますか?

ある程度は可能ですが、完全に隠すのは難しいです。半永久カラーは明るくする力がないため、真っ白な白髪の上に乗せても薄くしか発色しないことが多く、白髪カバーを最優先するならデミパーマネントや永久カラーの方が適しています。

何度も染めると元の髪色に戻せなくなりますか?

永久カラーやブリーチを繰り返すと髪自体のメラニンがダメージを受け、元の色に完全に戻すのが難しくなることが多いです。元の色に近いトーンで染め直して近い見た目に整えるのが現実的な方法とされています。