温度こそが最も大きな変数
同じ緑茶の茶葉を使っても、二人でまったく違う味わいになることがあり、その原因はたいてい温度にあります。お湯が熱くなるほどカテキンとカフェインが速く溶け出すため、わずか10度の差でも渋みや苦味の感じ方が大きく変わることがあります。
水質も味に影響する
温度だけでなく、水そのものも風味に影響します。硬度の高い水や塩素の匂いが強い水は緑茶の繊細な風味を鈍らせてしまうことがあるため、多くの地域では浄水した水や軟水を使う方が、そのままの水道水よりも風味がはっきり出やすくなります。
よくある質問
うっかり熱すぎるお湯を使ってしまったらどうなりますか?
高温ではカテキンとカフェインが素早く多く溶け出すため、想定より渋みや苦味が強い味になりがちです。それでも飲めないわけではありませんが、その茶葉本来の良さは出にくくなります。次回はお湯をもう少し冷ましてから淹れてみましょう。
緑茶はすべて同じ温度で淹れればいいのですか?
いいえ。普段使いの緑茶はおおむね70〜80度でよく淹れられますが、若い茶葉から作られる繊細な上級茶は、その微妙な甘みを引き出すために50〜60度程度の低めの温度で淹れるのが一般的です。