なぜ同じ座標に2つの表記法が存在するのか
DMSは、時計の時間と同じ60進法を使う何世紀にもわたる航海術・測量の伝統から直接生まれました。10進度数が主流になったのは、コンピューターが保存・比較・直接的な計算を簡単に行える形式を必要としたためで、多くの最新機器は、たとえ画面上で人間向けにDMSを表示していても、内部では10進度数に変換して処理しています。
なぜ見た目以上に精度が重要なのか
小数点以下わずか2桁に切り詰められた座標は、目的の地点からおよそ1kmほどずれることがあります。おおまかな都市の位置を示すだけなら問題ありませんが、配送先の住所や土地の境界線を示す場合には大きな問題になります。小数点以下何桁を残すべきかは、その座標を実際に何に使うかによって完全に決まります。
よくある質問
正確な住所を示すには小数点以下何桁が必要か?
一般的には小数点以下5〜6桁あれば、特定の建物や場所をおよそ1m以内の精度で特定するのに十分です。それ以上桁数を増やしても、実用上意味のある精度の向上はほとんど得られません。
なぜ地図によっては経度がマイナスで表示されるのか?
10進度数における負の値は、本初子午線より西の西半球(緯度の場合は南半球)を意味します。これはDMS表記で使われるW/Sの文字の代わりを果たしています。