「四騎士(Four Horsemen)」とは?
アメリカの心理学者ジョン・ゴットマンは、夫婦を対象とした長期の観察研究を通じて、衝突の場面で繰り返し現れる特定の会話パターンが、関係の将来(離婚するかどうか)をかなり正確に予測することを発見しました。彼はこの4つの破壊的なパターンに、聖書のヨハネの黙示録に登場する「終末を告げる4人の騎士」というたとえをつけ、Four Horsemen of the Apocalypse(黙示録の四騎士)と名づけました。
なぜ順序が重要なのですか?
ゴットマンの研究によると、4つのパターンはおおむね「非難→軽蔑→自己弁護→シャットダウン」の順に徐々に深刻化していく傾向があります。特に相手を見下す「軽蔑」は、ゴットマンが離婚を最も強く予測する単独の要素として挙げたパターンで、尊重が崩れたサインと解釈されます。
よくある質問
4つのパターンが一度でも出たら関係は終わりなのですか?
いいえ。ゴットマン自身、健全な関係でもこうしたパターンが時折現れることはあると説明しています。重要なのは頻度と繰り返されるかどうか、そして解毒剤を使って関係を修復しようとする試みがあるかどうかです。
この理論は夫婦関係にしか当てはまらないのですか?
ゴットマンの元々の研究は夫婦を対象としていましたが、この4つのパターンと解毒剤は、友人、家族、職場の同僚などさまざまな人間関係の衝突の場面でも広く参考にされています。