旅行者や学習者のための基本のドイツ語あいさつ表現

ドイツ語のあいさつは時間帯と相手との親密さの両方で使い分けが変わる。ここでは実際によく使う表現だけをまとめた。

Guten Tag ― こんにちは

発音は「グーテンターク」。日中に使う丁寧な基本のあいさつで、初対面の人や店員などにも安心して使える。

Hallo ― やあ

発音は「ハロー」。時間帯を問わず、親しい友人からちょっとした知り合いまで幅広く使えるあいさつ。

Guten Morgen / Guten Abend ― おはよう / こんばんは

発音は「グーテンモルゲン」/「グーテンアーベント」。朝と夜、それぞれGuten Tagの代わりに使う時間帯限定のあいさつ。

Wie geht es Ihnen? / Wie geht's? ― 元気ですか?

前者(ヴィー ゲート エス イーネン)は目上の人向け(Sie)、後者(ヴィー ゲーツ)は親しい間柄向け(du)。

Gut, danke ― 元気です、ありがとう

発音は「グート、ダンケ」。どちらの聞き方にも使える定番の返事。

Ich heiße ~ ― 私の名前は~です

発音は「イヒ ハイセ」。自己紹介の基本表現。

Freut mich ― はじめまして

発音は「フロイト ミヒ」。初めて会った人に対して使うあいさつ。

Danke / Vielen Dank ― ありがとう / どうもありがとう

Danke(ダンケ)は一般的な感謝の言葉、Vielen Dank(フィーレン ダンク)はより強い感謝を表す。

Bitte ― お願いします / どういたしまして

発音は「ビッテ」。依頼するときにも、感謝への返事にも使える便利な一語。

Entschuldigung ― すみません

発音は「エントシュルディグング」。謝るとき、道を尋ねるとき、人混みを通してもらうときなど幅広く使う。

Auf Wiedersehen / Tschüss ― さようなら

Auf Wiedersehen(アウフ ヴィーダーゼーエン)は丁寧な別れのあいさつ、Tschüss(チュス)は友人同士で使うくだけた言い方。

duとSie、ドイツ語の敬語スイッチ

ドイツ語ではフランス語同様、「あなた」が親しい相手向けのduと、目上の人や初対面の人向けのSieに分かれる。Wie geht's?とWie geht es Ihnen?のようにあいさつの形自体が変わるため、よく知らない相手にはSieを使い、相手からduを提案されてから切り替えるのが安全。

ドイツ語が使われているのはドイツだけではない

ドイツ語はドイツだけでなく、オーストリア、スイスの一部地域、リヒテンシュタインでも公用語として使われており、EU域内で母語話者数が最も多い言語でもある。地域によってアクセントや語彙は多少異なるが、上記のあいさつはドイツ語圏のほぼどこでも通じる。

よくある質問

Halloだけ知っていれば十分ですか?

Halloは時間帯や相手を問わず気軽に使えるので十分役立ちますが、フォーマルな場面ではGuten Tagのような表現も合わせて覚えておくとより自然です。

オーストリアやスイスのドイツ語圏でも同じあいさつが通じますか?

はい、ここで紹介した基本フレーズはドイツ語圏全体で通じますが、オーストリアやスイスにはそれぞれ独自の言い回しや、標準ドイツ語とは異なるアクセントがあります。