英語圏のZ世代スラング用語集(海外SNSを読むための)

海外のTikTokやYouTubeのコメント欄で見かける英語のスラングは、辞書には載っていないことが多いものです。よく使われる表現をまとめました。

rizz

「カリスマ性」「異性を惹きつける魅力・話術」を意味する言葉。例: “He has so much rizz.”(彼は本当にモテる話術を持っている)

no cap

「嘘じゃない」「マジで」という意味の相槌・強調表現。反対に「cap」は「嘘」を意味する。例: “That movie was amazing, no cap.”(あの映画は本当にすごかった、マジで)

bet

「了解」「わかった」と同意・承諾を表す返事。例: “Let’s meet at 7.” “Bet.”

bussin

主に食べ物について「めちゃくちゃ美味しい」という意味の形容詞。例: “This pizza is bussin.”(このピザ、めっちゃうまい)

delulu

「delusional(妄想的な)」を可愛らしく略した言葉で、あり得なさそうなことを冗談交じりに信じているという、自虐的・ユーモラスなニュアンスで使われる。例: “I think my favorite celebrity will text me back, I’m so delulu.”(推しが返信してくれると信じてる、完全に妄想だけど)

glow up

見た目や自信が時間をかけて大きくポジティブに変化することを指す表現。例: “She had such a glow up since high school.”(彼女は高校時代から見違えるほど垢抜けた)

こうしたスラングはどこから生まれるのか

多くはTikTokなどのSNSやゲーム配信文化から広まり、その多くがアフリカ系アメリカ人の言語文化(AAVE)に由来する表現がSNSを通じて世界的に広まったものです。拡散のスピードが非常に速い分、意味やニュアンスが元のコミュニティから離れるにつれて少しずつ変化していくことも珍しくありません。

使うべきか、それとも理解するだけでよいか

これらの表現は非常にカジュアルで文脈に強く依存するため、フォーマルな文章などその表現本来の使われ方と違う場面で使うと、かえって不自然に(無理に若作りしているように)見えてしまうことがあります。多くの学習者にとっては、自分から積極的に使う語彙というよりも、YouTubeやTikTokのコメント欄などを読んで理解するための「受け身の語彙」として身につける方が実用的です。

よくある質問

このスラングはイギリスやアメリカ、オーストラリアで同じように使われていますか?

核となる意味は共有されていることが多いですが、使用頻度やニュアンス、一部の表現(特にAAVE由来でTikTokを通じて世界的に広まったもの)は地域によって使われ方に差があります。実際に自分がよく見るコンテンツに出てくる表現を中心に学ぶのが確実です。

このスラングは来年も使われ続けますか?

スラングの流行り廃りは非常に速く、1年足らずで使われなくなる言葉もあれば、定着して長く使われ続ける言葉もあります。個々の単語そのものよりも、こうしたインターネットスラングが生まれるパターンを理解しておくことの方が、今後も新しい表現を理解する上で役立ちます。