節約量の比較にはL/100kmの方が向いているとされる理由
L/100kmは、一定の距離を走るのに使う実際の燃料量に比例して変化する単位です。そのため、2つのL/100km値の差は、同じ距離を走ったときに実際に節約できる燃料量を直接示してくれます。一方、km/LやMPGの差はそうではありません。たとえば同じ「MPGで5の改善」でも、40から45への改善と15から20への改善では、実際に節約できる燃料量は後者の方がはるかに大きくなります。
輸入車のスペックを比較するときに混乱しやすい理由
アメリカのMPG表記の車と、ヨーロッパのL/100km表記の車は、単位変換なしに単純に数字だけを並べて比較することはできません。しかもこの変換は一方向だけ単純な掛け算ではなく逆数の関係になっているため、暗算のような大まかな換算をしてしまうと、実際とは明らかに異なる比較結果になりがちです。
よくある質問
L/100kmとkm/Lの間で、一定の掛け算だけで変換できないのはなぜですか?
km/LやMPGは「燃料あたりの距離」、L/100kmは「距離あたりの燃料」という、逆向きの考え方で燃費を表しているためです。両者の関係は一定の掛け算ではなく、100を割るという逆数の関係になります。km/LからMPGへの変換のような単純な掛け算とは性質が異なります。
2台の車の燃料節約効果を比べるには、どの単位が一番わかりやすいですか?
一般的にはL/100km(またはそれに相当する「距離あたりの燃料量」を表す単位)の方が、実際の節約効果を比較するのに向いています。この単位では、同じ差が同じ距離を走ったときの同じ燃料節約量に対応しますが、km/LやMPGの同じ差ではそうならないためです。