旅行者や学習者のための基本のフランス語あいさつ表現

フランス語には敬語にあたる「vous」と親しい間柄で使う「tu」の使い分けがあり、どちらを使うかであいさつの形自体が変わる。

Bonjour / Bonsoir ― こんにちは / こんばんは

発音は「ボンジュール」/「ボンソワール」。Bonjourは日中ならお店でも職場でも道でも、いつでもどこでも使える最も基本的な一言。日が暮れたらBonsoirに切り替える。

Salut ― やあ

発音は「サリュ」。友人や同年代同士で使うくだけたあいさつで、初対面の人や目上の人には向かない。

Comment ça va? / Comment allez-vous? ― 元気ですか?

前者(コモン サ ヴァ)は親しい間柄(tu)、後者(コモン タレ ヴー)は目上の人や初対面の人向けの丁寧な言い方(vous)。

Ça va bien, merci ― 元気です、ありがとう

発音は「サ ヴァ ビヤン、メルシー」。どちらの聞き方に対しても使える定番の返事。

Je m'appelle ~ ― 私の名前は~です

発音は「ジュ マペル」。自己紹介の基本表現で、後ろに自分の名前を続ける。

Enchanté(e) ― はじめまして

発音は「アンシャンテ」。名前を交わした直後に使うあいさつ。話者が女性の場合、綴りにeが一つ加わるが発音はほぼ変わらない。

Merci / Merci beaucoup ― ありがとう / どうもありがとう

Merci(メルシー)はどんな場面でも使える基本の感謝表現。beaucoup(ボク)を加えるとより強い感謝を表せる。

S'il vous plaît / S'il te plaît ― お願いします

前者(シル ヴー プレ)は目上の人向け(vous)、後者(シル トゥ プレ)は親しい間柄向け(tu)。依頼の文の最後に添える。

Pardon / Excusez-moi ― すみません / 失礼します

Pardon(パルドン)は軽くぶつかった時などの一言、Excusez-moi(エクスキュゼ モワ)は相手の注意を引いたり、通してもらったりする時に使う丁寧な表現。

Au revoir / À bientôt ― さようなら / またね

Au revoir(オ ルヴォワール)は場面を問わず使える別れのあいさつ。À bientôt(ア ビヤント)はまたすぐ会う予定がある時の軽い一言。

tuとvous、フランス語のあいさつを左右する使い分け

フランス語では「あなた」に当たる言葉が、親しい相手に使うtuと、目上の人や初対面の人に使うvousに分かれる。Comment ça va?とComment allez-vous?、S'il te plaîtとS'il vous plaîtのようにあいさつの形そのものが変わるため、よく知らない相手にはvousを使っておくのが無難。

フランス語はフランス以外でも使われている

フランス語はフランスだけでなく、カナダのケベック州、ベルギー、スイスの一部、西アフリカ・中央アフリカの多くの国で公用語や広く使われる言語となっている。地域によってアクセントは異なるが、ここで紹介した基本のあいさつはフランス語圏のほぼどこでも通じる。

よくある質問

Bonjourだけ知っていれば十分ですか?

Bonjourは日中であればほぼどんな場面でも使える非常に便利な一言です。ただし日が暮れたらBonsoirに切り替えるのが自然です。

ケベックやベルギーでも同じあいさつが通じますか?

はい、ここで紹介した基本フレーズはフランス語圏で共通して通じますが、地域によってアクセントや一部の単語には違いがあります。