食品カロリー事典:カテゴリー別 100gあたりカロリー

身近な食品に実際どれくらいのカロリーがあるのかを、カテゴリー別にすぐ調べられるようにまとめました。数値は特に記載がない限り100gあたりで、品種や調理法によって多少前後します。

果物(100gあたり)

バナナ約89kcal、りんご約52kcal、オレンジ約47kcal、ぶどう約69kcal、キウイ約61kcal、アボカドは脂質を多く含むため他の果物よりかなり高く約160kcalです。バナナ1本は可食部でおよそ100〜120g程度が目安です。

野菜(100gあたり)

でんぷん質を含まない野菜の多くは低カロリーで、ブロッコリー約34kcal、ほうれん草約23kcal、にんじん約41kcal、ピーマン約22kcalです。例外はでんぷん質の多い野菜で、じゃがいもは約77kcal、とうもろこしは約92kcalとやや高めになります。

肉・魚・たんぱく質源(100gあたり、加熱後の目安)

鶏むね肉(皮なし)約145kcal、豚ロース約263kcal、鮭約133kcal、卵約151kcal(Lサイズ1個で約80kcal)、豆腐約56kcalです。同じ食材でも揚げ調理は焼き調理よりカロリーが大幅に上がる点に注意が必要です。

主食・穀類(100gあたり、炊飯・調理後)

白米約156kcal、玄米約152kcal、うどん(ゆで)約105kcal、食パン1枚(6枚切り)は約158kcalが目安です。穀類は炊く・ゆでる過程で水分を吸うため、乾燥状態と比べると100gあたりのカロリーはかなり低くなります。

飲料(100mlあたり)

ブラックコーヒーや無糖のお茶はほぼ0〜2kcalです。オレンジジュース約45kcal、コーラ約45kcal、ビール約40kcal、日本酒約103kcalと、意外と高めのものもあります。缶コーヒー(加糖)1本(190ml)でも約80〜90kcalになり、「飲み物だから大丈夫」と見落とされがちな点に注意が必要です。

おまけ:アジアの定番料理(100gあたり、調理後)

ビビンバ(具材込み)約150〜180kcal、パッタイ約180〜220kcal、キムチ約15〜30kcal(発酵野菜が中心のため低カロリー)、寿司(酢飯)約130kcalなど、上記のカテゴリーに当てはまらない料理を調べたいときの参考値です。

「同じ食品」でもカロリーが変わる理由

公表されているカロリーの数値は、あくまで特定の品種・熟度・部位の平均値にすぎないため、実際の値には幅があります。大きいりんごと小さいりんご、脂の多い部位と少ない部位の同じ肉でも、30%以上の差が出ることは珍しくありません。素材そのものと同じくらい調理法も重要で、同じじゃがいもでも、ゆでれば約77kcalですが、油で揚げてポテトチップスにすると300kcalを大きく超えます。わずかな重量の増加に対して、油による脂質カロリーが大きく加わるためです。

「1食分あたり」より「100gあたり」が便利な理由

1食分の量はメーカーや国、食品表示によってばらつきが大きく、そのまま比べると誤解を招きやすくなります。「100gあたり」「100mlあたり」という統一された単位で比べれば、食品同士を公平な条件で比較でき、そのうえで自分が実際に食べる量に合わせて計算し直すことができます。メーカーが決めた1食分の基準に頼らずに済むのが利点です。

よくある質問

生の状態と調理後でカロリーは同じですか?

いいえ、これは多くの人が誤解しやすいポイントです。肉のように水分が抜けて凝縮されカロリーが上がる場合もあれば、穀物や豆類を水でゆでる場合のように、水分を吸って重量が増える分、100gあたりのカロリーはむしろ下がる場合もあります。

カロリーが低い食品ほど「体にいい」と言えますか?

必ずしもそうとは限りません。カロリーの数値だけでは、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルの含有量は分かりません。低カロリーでも栄養的には乏しい食品もあれば、アボカドや鮭のように、カロリーはやや高めでもカロリーあたりの栄養価が非常に高い食品もあります。