有名な書体(フォント)の歴史 - ヘルベチカ、コミックサンスなど

書体をタップすると誕生の背景を確認できます。

ヘルベチカ(1957年)

スイスで誕生したサンセリフ体で、すっきりとした中立的な印象から世界中の企業ロゴや道路標識など数多くの場所で使われ、「最も有名な書体」と呼ばれています。

タイムズ・ニュー・ローマン(1932年)

イギリスのある新聞社のために開発された書体で、狭い紙面でも可読性に優れていたことから、後にワープロソフトの標準フォントとして長く使われました。

コミックサンス(1994年)

漫画の吹き出しのようなカジュアルな印象を与えるために作られましたが、公式文書など不適切な場面で乱用され、「最も嫌われる書体」という異名を得ました。

ギャラモン(16世紀)

フランスの活字彫刻家の名を冠した古典的なセリフ体で、優雅で読みやすい印象から今なお書籍の本文フォントとして愛用されています。

フーツラ(1927年)

幾何学的に単純化された形が特徴のドイツ生まれの書体で、「未来」という名前の通りモダンで未来志向な印象を与えます。

パピルス(1982年)

古代文明を思わせる手書き風の書体で、映画ポスターなどで使われすぎたことからデザイン業界でよく話題に上る書体です。

書体にもそれぞれの性格と物語がある

普段何気なく見過ごしているフォントにも、誕生の背景と時代的な文脈が込められています。どの書体を選ぶかによって同じ文章でもまったく違った印象を伝えることができるため、デザインにおける書体選びは思った以上に重要な要素です。

今も新しい書体は作られ続けているのか

はい、デジタル画面での可読性に最適化された書体など、新たなニーズに合わせた書体が今も継続的に開発されています。

よくある質問

なぜコミックサンスはそんなに嫌われているのですか?

本来カジュアルな用途のために作られましたが、訃報や公式案内文など全く似つかわしくない場面でも頻繁に使われ、「不適切なフォント使用」の代名詞となってしまいました。

今も新しい書体は作られ続けていますか?

はい、デジタル画面での可読性に最適化された書体など、新たなニーズに合わせたフォントが今も継続的に開発されています。