マイクロブレーディング
複数の細い針が付いた手動の道具で、皮膚の表皮層に一本一本、実際の眉毛のような細い線を描き入れる方式です。機械ではなく手で直接力加減を調整しながら線を描き入れるため、自然で繊細な仕上がりになるのが特徴です。ただし色素が表皮の浅い層にしか入らないため、皮膚の生まれ変わりの周期に応じて比較的早く色が薄くなりやすく、通常1年〜1年半ほどでリタッチが必要になることが多いです。
パウダーブロウ・オンブレブロウ
機械式の針で点を密に打ち込み、眉メイクをしたかのような柔らかいグラデーションの陰影を埋め込む方式です。眉頭は薄く、眉尻は濃く表現するオンブレ方式が代表的で、パウダーで埋めたような自然な陰影が特徴です。線で表現するマイクロブレーディングより色素が比較的長く保たれる傾向があり、眉のボリュームや濃さを好む場合によく選ばれます。
コンボブロウ
眉頭側はマイクロブレーディングで毛流れを生かし、眉尻側はパウダー技法で陰影を埋める、2つの方式を組み合わせた施術です。眉頭の自然な毛流れと眉尻のはっきりとした陰影を同時に表現できるため、自然でありながら輪郭のはっきりした眉を求める場合に選ばれます。2つの技法を併用する分、施術時間が長くかかり、費用も単一技法より高めになる傾向があります。
ナノブロウ(ヘアストローク)
マイクロブレーディングよりもはるかに細い機械式の針1本で、実際の眉毛の一本一本に近い太さの線を描き入れる方式です。手動の道具ではなく機械を使用しますが、線の太さが非常に細いため、外見はマイクロブレーディングとよく似ています。機械による力加減が一定であるため線の深さが均一に入りやすく、皮膚のタイプによってはマイクロブレーディングより色の持ちが良い場合もあります。
通常の眉タトゥーとの違い
従来の眉タトゥーは色素を皮膚の真皮層深くまで入れるため、半永久施術よりはるかに長く持続しますが、時間が経つにつれて色がにじんだり、青みや緑みがかった色に変色したりすることがあります。半永久眉施術は表皮付近の浅い層に色素を入れ、1〜3年後に自然に薄くなるよう設計されているのに対し、真皮層まで色素が入るタトゥーは体が色素を完全に分解・排出しにくいため半永久的に残り、色のにじみや変色のリスクも大きくなります。このため近年は、自然な仕上がりと施術後の調整のしやすさから、半永久方式を好む人が増えています。
施術後のケアと施術前に確認すべき点
施術直後の数日間はかさぶたのできた部分に直接水が当たらないようにし、無理にかさぶたを剥がさず、軟膏を薄く塗って保護することが色の定着に重要です。サウナ・プール・強い紫外線への露出のように色素の排出を促進する可能性のある活動は、初期の回復期間中は避けるのがよいでしょう。施術前には道具の消毒と使い捨て針の使用有無、施術者の資格・経歴、過去の施術事例などをしっかり確認し、正確な資格要件や関連する規制は地域や時期によって異なる場合があるため、管轄機関の最新の案内を確認するのが安全です。