「満タン」ではなく「距離あたり」で比較すべき理由
ガソリンタンクとEVのバッテリーでは保持できるエネルギー量がまったく異なるため、満タン1回分のコストと満充電1回分のコストを単純に比べるのはミスリーディングです。両方を100kmあたり、あるいは1マイルあたりのコストに正規化することで、この不一致を解消し、実際に比較可能な数字が得られます。
国によって結果がこれほど変わる理由
電気料金とガソリン価格の比率は、各国のエネルギー市場や税制、補助金によって大きく異なります。ある国ではEVの走行コストが劇的に安いという計算結果が出ても、電気とガソリンの価格比が違う別の国では差がずっと小さくなったり、公共急速充電中心の使い方では逆に不利になったりすることもあります。
よくある質問
EVのコストの優位性は常に成り立ちますか?
必ずしも成り立つわけではありません。地域の電気料金・ガソリン価格や、安価な自宅充電と割高な公共急速充電のどちらを多く使うかによって結果は大きく変わります。固定的な優位性を前提にするより、実際の地域の数字で計算するほうが信頼できます。
自宅用充電器の設置費用も比較に含めるべきですか?
純粋な距離あたり燃料費の比較では、これは1回限りの費用であり距離あたりの運用コストではないため、通常は除外されます。ただしEVへの乗り換えを検討する際の、より広い総所有コストの比較には含めて考える価値があります。