特定の用途で有線が今でも優れている理由
対戦ゲーム、ビデオ会議、ネットワークドライブへの大容量ファイル転送などは、ケーブルなしの利便性よりも一貫性や遅延の小ささが重要になる典型的な場面です。ビデオ通話でのコマ落ちや、対戦中のping値の急上昇は、固定機器にケーブルを1本引く程度の手間よりも、はるかに気になり支障が大きいものです。
片方だけを選ぶのではなく両方を組み合わせて使う
ほとんどの家庭にとって最も現実的な構成は、デスクトップパソコン・ゲーム機・ストリーミング端末など固定されていて帯域を多く使う機器や遅延に敏感な機器をルーター(またはスイッチ経由)に有線で直接つなぎ、実際に移動する必要のあるスマートフォンやタブレット、ノートパソコンのためにWi-Fiを空けておくというハイブリッド構成です。これにより、Wi-Fiを使い続ける他の機器の混雑も軽減されます。
よくある質問
Wi-Fiの速度テストがすでに契約プランの速度通りに出ているなら、有線にする意味はありますか?
意味がある可能性はあります。速度テストはある一瞬のスループットを測定しているだけですが、有線の強みは一度きりの速度の数値よりも、通話でのコマ落ちの少なさやゲームでのラグの少なさといった、一貫性や遅延の小ささという形でより表れます。
イーサネットケーブルを使うと、契約している回線プラン自体の最高速度が上がりますか?
いいえ。ケーブルは契約している回線プランやモデムが対応している速度を超えることはできません。ケーブルが改善するのは、その最高速度にどれだけ安定して確実に到達できるかという点で、Wi-Fiと比べて優位になります。