胃・大腸内視鏡検査前の準備事項

内視鏡検査を控えている方向けに、一般的に案内される準備の手順を項目別に整理しました。実際の準備方法は検査を受ける医療機関の案内を優先してください。

胃内視鏡前の絶食

胃の中を空にして視野を確保するため、検査前に一定時間(通常6〜8時間以上)の絶食が案内されることが多くあります。正確な絶食時間は検査機関の案内に従うのが原則です。

鎮静(睡眠)内視鏡にするかどうかの決定

鎮静剤を投与して楽な状態で受ける鎮静内視鏡と、鎮静剤を使わずに行う通常の内視鏡のいずれかを選択できます。鎮静内視鏡を選んだ場合、検査当日の自己運転は避け、付き添いが推奨されます。

大腸内視鏡前の腸管洗浄剤の服用

大腸内部を清潔にしておかないと正確な観察ができないため、検査前に案内された時間割に従って腸管洗浄剤(下剤)を分けて服用する準備が必要です。服用方法は検査機関によって多少異なる場合があります。

低残渣食の指針

大腸内視鏡の前日には、種、野菜の皮、雑穀など消化されずに残る食品を避け、おかゆのような消化しやすい食品を摂るよう案内されることが一般的です。

服用中の薬の確認

抗凝固薬、抗血小板薬、糖尿病治療薬など一部の薬剤は検査前に一時的な調整が必要な場合があるため、予約時に現在服用しているすべての薬を医療スタッフに伝えることが重要です。

基礎疾患・アレルギーの申告

心臓疾患、呼吸器疾患、薬剤アレルギーなどの基礎疾患がある場合は、検査前の問診で必ず伝えることで、安全な検査計画を立てることができます。

検査当日の注意事項

絶食の指示を守っているか、決められた時間に腸管洗浄剤の服用を終えているかを確認し、動きやすい服装で余裕を持って検査機関に到着することが推奨されます。

検査後の注意事項

鎮静内視鏡の後は鎮静剤の効果が残っている場合があるため、十分に休んでから移動し、ポリープ切除などの処置を受けた場合は食事や活動に関する個別の案内に従うのが一般的です。

準備が十分であるほど検査の精度が上がります

胃・大腸内視鏡いずれも、検査部位を十分に空にして清潔にしておくことが正確な観察の鍵となります。絶食時間を守らなかったり、腸管洗浄剤を案内通りに服用しなかったりすると検査が延期されたり再検査が必要になったりすることがあるため、案内された時間割をきちんと守ることが重要です。

正確な指示は検査機関によって異なります

絶食時間や使用する腸管洗浄剤の種類、服用のタイミングなど具体的な内容は検査機関によって多少異なる場合があります。このページは一般的によく行われる準備の流れを紹介するものであり、実際には検査を受ける医療機関の具体的な指示に必ず従ってください。

よくある質問

腸管洗浄剤を飲み切るのがつらいのですが、必ず全部飲む必要がありますか?

十分に洗浄されないと観察が難しくなり、検査が延期されたり再検査が必要になったりすることがあります。飲み切るのが難しい場合は、冷やして飲む、ストローを使うといった工夫や代替方法について検査機関に相談することをお勧めします。

鎮静内視鏡を受けた当日は自分で運転してもいいですか?

鎮静剤の効果が残っている可能性があるため、検査当日の自己運転は推奨されません。付き添いの同伴や公共交通機関の利用が一般的に案内されます。