1. マグニチュードと震度の違い
マグニチュードは地震が放出した絶対的なエネルギー量を表す単一の数値で、1つの地震につきマグニチュードは1つだけです。一方、震度はその地点で揺れがどれだけ強く感じられ、どれだけの被害が生じるかを示す相対的・地域別の指標で、震源から離れるほど小さくなります。
2. マグニチュードが対数目盛りである理由
マグニチュードは対数目盛りを使用しているため、数値が1増えるごとに地震計の振幅は約10倍、放出エネルギーは約32倍になります。そのため、マグニチュード5と7の差は数字上は小さく見えても、実際のエネルギー差は約1000倍にもなります。
3. マグニチュード3未満——ほとんど感じられない
マグニチュード3未満の地震は地震計には記録されますが、人がほとんど感じることはありません。世界中では毎日数百回もこのような地震が発生しています。
4. マグニチュード4〜5——屋内で感じられる程度
マグニチュード4〜5の地震は通常、屋内にいる人に感じられ、物が落ちたり窓がガタガタ鳴ったりすることがあり、古い建物にはひび割れが生じることもあります。
5. マグニチュード6〜7——建物被害の可能性
マグニチュード6〜7の地震は、耐震設計が不十分な建物に深刻な被害をもたらすことがあり、広範囲で強い揺れを引き起こし、人的被害のリスクも大きく高まります。
6. マグニチュード8以上——広範囲に及ぶ破壊力
マグニチュード8以上の地震はまれですが、広範囲に甚大な被害をもたらす可能性があり、海底で発生した場合は津波を引き起こすリスクも大きくなります。
7. 各国の地震監視・警報の仕組み
地震が多い国の多くは、地震をリアルタイムで検知する全国的な地震観測網を運用しており、一定のマグニチュードを超えると緊急速報メールや緊急地震速報などの警報を発令します。具体的な仕組みや基準は国によって異なるため、各国の気象機関や防災機関の案内に従うのが best です。