旅行者や学習者のための基本のオランダ語あいさつ表現

オランダ語は英語やドイツ語と近い言語なので、いくつかのあいさつはどこか聞き覚えがあるはず。実際によく使う表現をまとめた。

Hallo / Hoi ― やあ

発音は「ハロー」/「ホイ」。友人同士や気軽な場面で使うあいさつで、Hoiのほうがより親しい響きを持つ。初対面の相手やフォーマルな場には向かない。

Goedemorgen ― おはよう

発音は「フーデモルヘン」。正午ごろまで使う朝のあいさつ。

Goedemiddag ― こんにちは

発音は「フーデミダハ」。正午から夕方にかけて使うあいさつ。

Goedenavond ― こんばんは

発音は「フーデナーヴォント」。夜の時間帯に使うあいさつ。

Mijn naam is ~ / Ik heet ~ ― 私の名前は~です

発音は「マイン ナーム イス」/「イク ヘート」。どちらも同じくらいよく使われる自己紹介表現。

Aangenaam ― はじめまして

発音は「アーンヘナーム」。初対面の相手と握手をしながら交わす短い丁寧な表現。

Hoe gaat het met je? ― 元気ですか?

発音は「フー ハート ヘット メット イェ」。親しい間柄で安否を尋ねるくだけた表現。

Goed, dank je ― 元気です、ありがとう

発音は「フート、ダンク イェ」。安否を尋ねられたときの定番の返事。

Dank je wel / Dank u wel ― ありがとう

前者(ダンク イェ ヴェル)は親しい間柄(je)、後者(ダンク ユー ヴェル)は目上の人向け(u)。どちらも短くBedankt(ブダンクト)とも言う。

Graag gedaan ― どういたしまして

発音は「フラーフ ヘダーン」。お礼への返事として使う定番表現。

Alsjeblieft / Alstublieft ― お願いします / どうぞ

前者(アルシェブリーフト)は親しい間柄(je)、後者(アルストゥブリーフト)は目上の人向け(u)。何かを手渡すときの「どうぞ」という意味でもよく使われる。

Sorry / Het spijt me ― すみません

英語からそのまま入ったSorry(ソーリー)は軽い謝罪に、Het spijt me(ヘット スパイト マ)はより真剣な謝罪に使う。

Tot ziens / Doei ― さようなら

Tot ziens(トット ジーンス)はやや丁寧な別れのあいさつ、Doei(ドゥイ)は友人同士で使うくだけた別れのあいさつ。

jeとu、オランダ語にも敬語スイッチがある

フランス語のtu/vous、ドイツ語のdu/Sieと同じように、オランダ語も親しい相手向けのjeと、目上の人・初対面の人向けのuを使い分ける。Dank je / Dank u、Alsjeblieft / Alstublieftのようなペアにその違いが表れており、よく知らない相手にはu系の表現を使うほうが丁寧で安全。

オランダ語は英語とドイツ語の中間に位置する言語

オランダ語はゲルマン語派に属し、英語やドイツ語と語彙や文法構造の面で共通点が多い。それが上記のあいさつのいくつかがどこか聞き覚えがある理由でもある。オランダだけでなくベルギー北部(フランデレン地方)でも公用語として使われており、ベルギーでは「フラマン語(Vlaams)」と呼ばれることもあるが、基本的には同じ言語である。

よくある質問

HalloとHoiはどちらを使えばいいですか?

どちらも親しい間柄で問題なく使えますが、Halloのほうがやや中立的で、Hoiはより親しみやすくくだけた響きがあります。初対面やフォーマルな場面では、GoedemorgenやGoedemiddagのような時間帯別のあいさつのほうが適しています。

ベルギーで話されているのも同じオランダ語ですか?

はい、ベルギー北部(フランデレン地方)で話されるオランダ語は「フラマン語(Vlaams)」と呼ばれることもありますが、オランダのオランダ語と基本的に同じ言語で、アクセントや一部の語彙に地域差がある程度です。