ドレスシャツの首回り(カラー)サイズの読み方と換算方法

ドレスシャツのカラーサイズは、単に首回りの長さを2つの単位系のどちらかで表しているだけですが、正しく測ることと、同じ数字でもブランドによって着心地が違うことを知っておくのがポイントです。

カラーサイズは首回りの実寸で、汎用の服のサイズとは違う

MやLといった一般的な服のサイズ表記とは異なり、ドレスシャツのカラーサイズは、カラーが位置する部分の首回りの実際の寸法に直接対応しています。

インチ表記(米国・英国でよく使われる)

首回りの寸法をインチで表し、通常0.5インチ刻みで14、14.5、15、15.5から大きいサイズでは18〜19程度まで展開されます。数字は実際に測った首回りの寸法(インチ)に、ゆとり分を少し加えたものに対応しています。

センチ表記(欧州・日本・中国などでよく使われる)

首回りの寸法をセンチメートルで表し、通常37、38、39、40、41、42のように偶数刻みで展開されます。基本的な考え方はインチ表記と同じで、単位がメートル法になっているだけです。

換算式:インチ × 2.54 = センチメートル

15.5インチのカラーはおよそ39.4cmに相当し、ブランドの端数処理の慣習によって39cmまたは40cmのサイズ表記に対応することが多いですが、すべてのブランドに共通する統一されたルールはありません。

首にぴったりではなく、ゆとりを持たせて測る

よく使われる方法は、首の付け根にメジャーを巻き、メジャーと首の間に指が1〜2本入る程度のゆとりを残して測ることです。皮膚にぴったり合わせて測ってしまうと、ボタンを留めたときにきつく感じてしまいます。

カラーサイズだけでは全体のフィット感は決まらない

袖丈は通常別の数字で表され(例えば15.5/34のように、カラー15.5インチ・袖丈34インチという表記)、スリム・レギュラー・クラシックといった全体のシルエットも、カラーサイズとは独立して着心地に影響します。

首回りの正しい測り方

柔らかいメジャーを、ボタンを留めたカラーが実際に位置するあたりの首の付け根に巻き、測定値を確認する前にメジャーと肌の間に指を1〜2本入れてみます。この「指テスト」は、快適に着られるカラーに必要な、ちょうどよいゆとりの目安になります。きつく測りすぎることが、1日中着ると窮屈に感じるカラーサイズを買ってしまう最も多い原因です。

同じカラーサイズの数字でもブランドによって着心地が違う理由

カラーサイズはある程度標準化されており大まかな比較はできますが、服の裁断(パターン)までは標準化されていません。同じカラーサイズ表記のスリムフィットとクラシックフィットのシャツでも、メーカーごとに独自のゆとりやパターン調整が加えられているため、カラーや身頃の実際の着心地には明確な差が出ることがよくあります。数字がどのブランドでも同じ意味を持つと決めつけず、そのブランド固有のサイズ表を確認することが、着心地のずれを避ける近道です。

よくある質問

インチからセンチに換算するとき、切り上げと切り下げのどちらにすればいいですか?

共通のルールはなく、ブランドのサイズ表によって異なります。換算した寸法が標準サイズの中間に来る場合、多くの一般的なガイドでは着心地を考えて少し大きめのサイズを選ぶことを勧めていますが、実際にはそのブランド固有のサイズ表を確認するほうが確実です。

カラーサイズさえ分かれば、体に合ったシャツを選べますか?

それだけでは不十分です。カラーサイズは首回りの寸法しか表していません。袖丈やシャツ全体のシルエット(スリム・レギュラー・クラシックなど)も着心地に大きく影響し、それぞれ別に表示されるため、カラーサイズだけに頼ると他の部分で合わないシャツを選んでしまうことがあります。