子犬の歯の生え変わり時期と管理方法

生後何か月頃から歯の生え変わりが始まるのか、この時期に飼い主が気をつけたいことをまとめました。

歯の生え変わり時期はおよそ生後3〜7か月

通常生後3〜4か月頃から乳歯が抜け始めて永久歯に生え変わり、生後6〜7か月頃には28〜42本の永久歯がほぼ生えそろいます。ただし犬種や個体によって時期には差があります。

歯の生え変わり時期に見られるサイン

歯茎が赤く腫れたり、いつもよりよだれが増えたり、物を噛む行動が急に増えて食欲が一時的に落ちたりすることがあります。床に小さな歯が落ちているのを見つけるのもよくあるサインです。

適切な噛むおもちゃを与える

ゴム製の専用チュートイや、濡らして凍らせたタオルを噛ませると、歯茎のかゆみや痛みを和らげるのに役立ちます。硬すぎる骨や氷は歯に負担をかけるため避けましょう。

家具や手を噛む癖はおもちゃに誘導する

歯の生え変わり時期は手や家具、スリッパなどを噛むことが増えます。叱るのではなく、噛んでいるものをそっと外してすぐに噛むおもちゃを渡し、正しいものを噛んだら褒めるという方法で習慣を直す方が効果的です。

乳歯が抜けずに残っている(残存乳歯)場合は確認が必要

永久歯がすでに生えているのに乳歯が抜けずに残っていることがあります。放置すると歯並びが乱れたり歯石がたまりやすい環境になったりすることがあるため、動物病院で抜歯が必要か確認してもらいましょう。

食欲が落ちたらフードを一時的にふやかす

歯茎が敏感になっていつもよりフードを食べない場合、フードを水で少しふやかして柔らかくし、噛む負担を減らすのも一つの方法です。

生後6〜7か月頃に歯の状態を確認する

永久歯が生えそろう時期に合わせて動物病院で咬み合わせの状態と残存乳歯の有無を確認してもらうと、その後の歯のケア計画を立てやすくなります。

成長過程で自然に起こる一時的な段階

子犬が生まれつき持っている乳歯は、時間が経つと自然に永久歯に置き換わります。この時期に噛む行動が増えるのは問題行動ではなく成長過程で見られる自然な現象ですが、この時期にどう対応するかによって、その後噛み癖が定着するかどうかが変わってきます。

今のうちに誘導しておくと後が楽になる

歯の生え変わり時期の噛み癖を放置すると、その後より矯正が難しい噛み癖の問題につながることがあります。最初から適切な噛むおもちゃに誘導する習慣をつけておくことは、歯の生え変わりの時期が終わった後も長く役立ちます。

よくある質問

抜けた乳歯を飲み込んでしまっても大丈夫ですか?

ほとんどの場合、小さな乳歯は特に問題なく自然に排出されます。ただし嘔吐や食欲不振などの異常が見られる場合は、病院に相談するのが安全です。

歯の生え変わりが終わったかどうかはどうすれば分かりますか?

通常生後6〜7か月頃に永久歯がほぼ生えそろうと、噛む行動が目に見えて減ってきます。正確な確認は動物病院で歯の状態をチェックしてもらうのが最も確実です。