子犬の甘噛み(口で噛む癖)を直す方法

手順をタップして順番に確認してみましょう。

  1. まず噛む原因を見極める

    遊び中に興奮して噛む場合、歯の生え変わりによるかゆみ、不安やストレスによる場合など、原因によって対処法が変わってくるため、まず状況を観察します。

  2. 短く高い声で「痛い!」と反応する

    強く噛まれたときに短く高い声を出してすぐに遊びをやめると、子犬は徐々に噛む力の強さと結果を結びつけて理解するようになります。

  3. 手の代わりにおもちゃへ誘導する

    手や服を噛もうとしたらすぐに手を引っ込め、代わりに噛んでよいおもちゃを渡します。「噛んでよいもの」と「噛んではいけないもの」を繰り返し教えていきます。

  4. 興奮が激しいときは短いタイムアウトを

    おもちゃを与えても興奮が収まらないほどの場合は、いったんその場を離れるか遊びを完全に中断し、興奮を落ち着かせる時間を与えます。

  5. 家族全員で同じルールを守る

    家族の誰かは手で噛む遊びを許し、誰かは止めるということが続くと、子犬は混乱してしまいます。噛んでよいものといけないものの基準を家族全員で統一する必要があります。

  6. 改善しない場合は専門家に相談する

    繰り返し対処しても噛み癖がひどくなったり、攻撃性を伴ったりする場合は、犬の行動専門家や獣医師に相談し、原因を正確に把握することをおすすめします。

子犬の甘噛みはある程度、発達段階の一部です

遊び中に口で触れたり軽く噛んだりする行動は、子犬が世界を探索しきょうだいと関わり合うためのごく自然な行動の一部で、歯ぐきがむずがゆくなる歯の生え変わりの時期にはさらに強まることがよくあります。だからといって放置してよいわけではありませんが、これが「悪い犬」のサインではなく発達段階の一部だと理解しておくと、落ち着いて一貫した態度で直していきやすくなります。

叱るよりも代わりの行動を教えるほうが効果的

噛み癖の矯正では、「だめ!」と大声で叱るよりも、噛んでよい対象をはっきりと示し、その行動にきちんと報酬を与える方法のほうが、長期的により安定した結果につながります。

よくある質問

子どもと一緒にいるとき、甘噛みがひどくなります。

子どもの急な動きや高い声が子犬を興奮させることがよくあります。子どもと子犬が一緒にいるときは保護者が必ず見守り、あらかじめ遊びのルールを決めておくと安全です。

甘噛みなのか本当の攻撃性なのか、どう見分ければよいですか?

遊び中の甘噛みは、体の動きが軽く、尻尾を振るなどリラックスしたサインを伴うことが一般的です。うなり声が激しかったり体がこわばったりするなど警戒のサインが一緒に見られる場合は、単なる甘噛みではない可能性があり、専門家への相談が必要です。