初心者のためのデッドリフト基本フォーム

この順番で確認しながら、安全で安定したデッドリフトフォームを身につけましょう。

  1. バーの前に立つ位置を決める

    バーがすねにほとんど触れるくらい体の近くに置き、足は肩幅程度に開いて立ちます。

  2. グリップを握る

    肩幅より少し広めにバーを握ります。両手とも同じ向きで握るオーバーハンドグリップか、片手だけ逆向きにするオルタネイトグリップを、状況に応じて選びます。

  3. ヒップヒンジで準備姿勢を作る

    膝を軽く曲げ、お尻を後ろに引きながら上体を前に倒してバーを握ります。股関節を折りたたむヒップヒンジの動きがデッドリフトの核心です。

  4. 背中の中立姿勢を保つ

    背中を丸めず、背骨の自然なカーブを保ったまま持ち上げることで、腰への負担を減らし、けがのリスクを下げられます。

  5. バーを体に沿わせて持ち上げる

    バーが体から離れるほど腰にかかるモーメント(てこの力)が大きくなるため、すねと太ももに擦れるくらい体に沿わせて持ち上げます。

  6. 脚とお尻で押し上げる

    床を足で押すような感覚で脚の力を先に使い、お尻を前に押し出しながら上体を立てます。背中の力だけで引き上げる動きではありません。

  7. よくある失敗を避ける

    腰を先に伸ばしてバーを持ち上げようとすると、腰の筋肉と背骨に過度な負担が集中します。必ずヒップヒンジと脚の力から始める順番を守りましょう。

デッドリフトはセットアップがすべてです

デッドリフトは、バーが床から離れる前の準備姿勢でほぼ結果が決まると言っても過言ではありません。しっかりしたヒップヒンジ、背中の中立姿勢、体に沿わせたバーの軌道があれば、残りの動作は自然にうまくいきます。この記事は一般的な情報であり医学的な助言ではありません。腰に既往症がある方や重量挙げが初めての方は、まず専門のトレーナーからフォームを学びましょう。

スクワットとも共通する原則です

デッドリフトを安全にするヒップヒンジと背中の中立姿勢という原則は、スクワットを安全にする原則と同じです。片方を練習することが、もう片方の上達にもつながります。

よくある質問

バーは背中の力で引き上げるものですか?

いいえ。デッドリフトは脚とお尻の力で押し上げるべき動作で、背中は動作全体を通して安定した中立姿勢を保ちます。背中の力だけでバーを持ち上げようとするのは、けがの最も多い原因の一つです。

どちらのグリップを使えばいいですか?

両手とも同じ向きのオーバーハンドグリップでも、片手を逆向きにするオルタネイトグリップでも構いません。オルタネイトグリップは、握力が限界になりやすい高重量のときによく使われます。