コーネル式ノート術の基本 完全ガイド

アメリカの大学で考案されたとされる「コーネル式ノート術」は、ノートを取るだけでなく後から見直しやすくするための書き方です。基本の手順を確認しましょう。

  1. ページを3つの領域に分ける

    ノートの1ページを、右側の広い「ノート欄」、左側の狭い「キーワード欄」、そしてページ下部の「要約欄」の3つに区切ります。

  2. ノート欄に記録する(Record)

    授業や講義の内容を、右側の広いノート欄に通常通り記録していきます。箇条書きや略語を使って、要点を漏らさず書き留めることを優先します。

  3. キーワード欄に問いやキーワードを書く(Cue)

    授業後、なるべく早いタイミングで、ノート欄の内容を見ながら左側のキーワード欄に、関連するキーワードや自分に問いかける質問を書き込みます。

  4. キーワード欄を見て内容を口に出す(Recite)

    ノート欄を隠した状態でキーワード欄だけを見て、そこに対応する内容を自分の言葉で説明できるか確認します。

  5. 自分の理解を振り返る(Reflect)

    説明できなかった部分やあいまいだった部分を確認し、必要であればノート欄に補足を書き加えたり、参考書で調べ直したりします。

  6. ページ下部に要約を書く(Review/Summarize)

    ページの内容を数行程度で要約し、下部の要約欄に書きます。後でページを見返すときに、この要約欄だけで内容の概要をつかめるようにするのが目的です。

なぜ後から見返すことを前提に設計されているのか

一般的なノートは記録した時点で役目を終えがちですが、コーネル式ノート術はキーワード欄と要約欄を使って復習するところまでを一連の流れに含めている点が特徴です。記録した直後に自分の言葉で説明し直す工程を挟むことで、記憶の定着を助けるとされています。

手書きでもデジタルでも応用できる

本来は紙のノートを罫線で区切って使う方法として紹介されていますが、同じ3分割の考え方は、ノートアプリのテンプレートや表計算ソフトのレイアウトを使ってデジタルで再現することもできます。

よくある質問

コーネル式ノート術はどんな場面に向いていますか?

講義や研修のように、まとまった内容を聞きながら記録し、後から復習する必要がある場面に向いているとされています。読書メモなど、自分のペースで書ける場面にも応用できます。

毎回きちんと3つの領域に分けなければ効果がありませんか?

厳密に守らなくても、記録した内容を後から自分の言葉で説明し直し、短く要約するという基本の流れを取り入れるだけでも、復習の効果を高めやすいとされています。