日常の英語で使われる定番ラテン語フレーズ

英語は今も日常的に使われる膨大な数のラテン語フレーズを吸収しており、多くの場合、話し手はその意味をわざわざ訳し直すこともなく使っています。

「Et cetera」(etc.)——「その他もろもろ」

似たパターンでリストが続くことを示すために使われ、すべての項目を挙げない場合に用います。文字通り訳すと「他のもの」という意味です。

「Vice versa」——「立場が逆になって」

ある内容が逆方向にも当てはまることを示すために使われます。たとえば "she trusts him, and vice versa" は「彼女は彼を信頼しており、彼も彼女を信頼している」という意味になります。

「Quid pro quo」——「何かと引き換えの何か」

何かと引き換えに与えられる便宜や利益を指します。法律・政治・ビジネスの文脈で頻繁に登場し、不適切な取引というネガティブなニュアンスを含むこともあります。

「Ad hoc」——「これのために」

全体的な計画の一部としてではなく、特定の差し迫った目的のために作られたり行われたりすることを表します。たとえば、ある特定の問題に対処するために結成された「ad hoc委員会」などです。

「De facto」——「事実上」

公式に認められているか、法的に確立されているかにかかわらず、実際に存在している状態を表します。対になる用語「de jure」は「法律上」という意味です。

「Status quo」——「現在の状態」

現状、つまり物事の今の状態を指し、それを維持すべきか変えるべきかを議論する際によく使われます。

「Bona fide」——「善意で」

欺く意図なく作られた、誠実で本物であることを表します。たとえば "a bona fide offer"(誠実な申し出)のように使われます。

「Per se」——「それ自体で」

あるものをより広い文脈から切り離して指すために使われます。たとえば "the plan isn't bad per se, but the timing is wrong" は、「計画そのものが問題なのではなく、タイミングが悪い」という意味になります。

「Alma mater」——「育ての母」

その人が卒業した学校や大学を指し、学生の教育を「育んだ」機関として表現しています。

「In absentia」——「不在のまま」

本人が出席しないまま何かが行われることを表し、最もよく耳にするのは「in absentia」で裁判にかけられたり判決を受けたりするといった法律の文脈です。

日常の英語にこれほど多くのラテン語が残っている理由

英語の語彙のかなりの部分、特に法律・学術・フォーマルな語彙は、ラテン語にルーツをたどることができます。これは、ラテン語が何世紀にもわたってヨーロッパの法律・教会・学問の言語としての役割を担っていたことと、ノルマン征服後にラテン語由来のフランス語が英語に流入したことの両方が理由です。

法律の文章には特に多くのラテン語が残った

法律や医学のような分野は、日常会話よりも長くラテン語の用語を保持し続けました。だからこそ、「de facto」「prima facie」「habeas corpus」といったフレーズは、今日でも法律文書の中で当たり前のように登場するのです。

よくある質問

これらのフレーズは書くときにイタリック体にする必要がありますか?

スタイルガイドによって異なります。「et cetera」や「vice versa」のように十分に定着したフレーズはもはやイタリック不要な普通の英語として扱われる一方、あまり一般的でないラテン語表現は今もイタリックにされることが多いです。迷った場合は、その文書が従っているスタイルガイドに合わせましょう。

カジュアルな会話でこれらのフレーズを使うのは変ですか?

いいえ——「quid pro quo」や「status quo」のようなフレーズは、日常のニュースや会話であまりにも頻繁に登場するため、多くの人はもはやこれらを外国語のフレーズだとすら意識していません。