似たような内容なのに形式がこれほど多い理由
それぞれの形式は、ファイルサイズ、画質、互換性、後からの編集のしやすさという複数の要素の間で異なるトレードオフを取っています。圧縮されたJPGやMP3のようにファイルサイズの小ささを重視した形式は、画質や編集のしやすさを多少犠牲にする一方、WAVや可逆圧縮の画像形式のように忠実度の高さを重視した形式は、その代わりにファイルサイズの効率を犠牲にしています。
拡張子はあくまでラベルであり、保証ではない
ファイルの拡張子を変更しても、実際にその形式に変換されるわけではありません。.mp4の動画ファイルの拡張子を.mp3に変更しても、中身のデータ自体は一切変わっていないため、再生可能な音声にはなりません。ソフトウェアは一般的に、拡張子だけでなくファイルの内部構造を読み取って本当の種類を判断するため、拡張子が実体と食い違っていると開けなくなる原因になります。
よくある質問
ロゴにはどの画像形式を使うべきですか?
PNGです。くっきりしたエッジや文字をきれいに保持でき、透過背景にも対応しているため、色の異なる背景の上に置かれることの多いロゴにとって、どちらも重要な特性だからです。
これらの形式は画質を落とさずに相互変換できますか?
PNGからJPG、WAVからMP3のように可逆形式から非可逆形式へ変換する場合、その段階で画質・音質が多少失われます。逆に非可逆から可逆へ変換しても、すでに間引かれてしまった情報は復元されません。すでに劣化した内容を、より大きなファイルに詰め直しているだけになります。