同じファイルでも圧縮形式によってサイズが変わる理由
圧縮形式ごとに採用しているアルゴリズムが異なり、繰り返しパターンやファイルの種類ごとの処理効率も異なる。たとえばテキストファイルは圧縮効果が高い一方、JPG画像やMP4動画のようにすでに圧縮されている形式のファイルは、あらためて圧縮してもサイズがほとんど変わらないことが多い。「とりあえず圧縮すればかなり容量を節約できる」というわけではない理由はここにある。
圧縮形式を選ぶ際に考えたい実用的なポイント
他人とファイルを共有する目的で幅広い互換性を重視するなら、ZIPが最も無難な選択肢になりやすい。自分だけで使い、より高い圧縮率を求めるなら、無料でオープンソースの7Zがよく使われる。Linuxサーバー環境で作業する場合は、TAR.GZおよびその派生形式が慣習的によく使われる形式である。
よくある質問
一部の圧縮ファイルは、なぜ別途ソフトをインストールしないと開けないのか
ZIP以外の形式(RARや7Zなど)の多くは、OSに標準搭載されているわけではないためである。7-ZipやWinRARといったサードパーティ製ソフトをインストールする必要があるが、こうしたソフトの多くは基本的な解凍機能であれば無料版でも利用できる。
圧縮ファイルは何度も圧縮を繰り返せばさらに小さくなるのか
ならない。一度圧縮されたファイルを再度圧縮しても、通常はそれ以上サイズが大きく縮むことはなく、むしろ圧縮形式自体のオーバーヘッドによってわずかにサイズが増えることさえある。繰り返し圧縮しても、継続的な容量削減効果は得られない。