なぜ「暖かい」光のケルビン数値の方が低いのか
ほとんどの人が最初につまずくポイントです。ケルビン尺度は日常的な色の感覚ではなく、黒体放射の物理法則に従っています。目には「暖かく」感じられる心地よいアンバー色の光は、科学的にはむしろ「涼しく」感じられる青白い光より温度が低く、多くの人が温度尺度に期待する方向とはちょうど逆になっています。
ケルビンがあるのになぜマイレッドが必要なのか
ケルビンの差は人間の知覚として均等ではありません。同じ1000Kの差でも、2000Kと3000Kの間の見た目の変化は、8000Kと9000Kの間の変化よりずっと大きく感じられます。写真家がマイレッドに切り替えたのは、マイレッドの等間隔の差がほぼ均等な知覚上の色変化に対応するため、フィルターの計算がはるかに予測しやすくなるからです。
よくある質問
自然な昼光にもっとも近い色温度はどれくらいか?
おおよそ5000K〜6500Kが昼光に近いとされていますが、実際の昼光の色温度は時間帯、季節、天候によって大きく変動します。
同じ「4000K」と表示された2つの電球が違って見えるのはなぜか?
ケルビンは光源が暖色〜寒色のどの位置にあるかを示すだけで、色の質全体を表すものではありません。同じケルビン値でも、演色評価数(CRI)が異なったり、ケルビン値だけでは表せないわずかな緑や紫がかった色味を帯びていたりすることがあります。