スプーンより重さが大事な理由
浅煎りの密度が高い豆と深煎りの軽い豆では、同じ一杯のスプーンでも重さが大きく異なります。「いつも同じ量」のつもりでも実は毎回濃さが変わっていることが多く、重さで管理することが再現性を持たせる唯一の方法です。
エスプレッソは考え方が違う
エスプレッソの比率(例:粉18gに対して抽出液36g、いわゆる1:2)は総湯量ではなく「抽出量」を基準にします。これは浸漬式ではなく高圧で短時間に凝縮した液体を抽出する方式だからです。
よくある質問
苦くならずに濃く淹れるにはどの比率が良いですか?
1:15前後が、多くの人にとってバランスを崩さない濃さの上限に近い比率です。これより極端に湯量を減らすと、単に濃くなるというより過抽出による苦味・渋みが出やすくなります。
比率を守れば挽き目は気にしなくて良いですか?
いいえ。比率が決めるのは濃さで、挽き目が決めるのは抽出速度です。同じ比率でも抽出方法ごとに適した挽き目は異なるため、別々に調整する必要があります。