クレンジングの種類まとめ

クレンジングにはこれほど多くのタイプがあります。自分に合わないタイプを選ぶと、洗顔後の突っ張りやべたつき、肌荒れの原因になることも。

クレンジングオイル

「油は油で溶かす」原理を利用したタイプで、日焼け止めや濃いメイクなどの油性汚れを優しく溶かし、水に触れると乳白色に乳化して洗い流せます。ウォータープルーフのメイクにも特に効果的ですが、洗浄力が強いため、この後にもう一段階マイルドなクレンザーで洗う「ダブルクレンジング」を行う人が多いです。

クレンジングバーム

クレンジングオイルと同じ原理ですが、常温では固形または半固形で、肌の温度に触れると初めてオイル状に溶けていきます。固形なので必要な量をすくいやすく、こぼれにくいのも特徴で、濃いメイクやウォータープルーフのメイクによく勧められるリッチなテクスチャーです。

フォームクレンザー

界面活性剤が豊かな泡を作り、皮脂や汚れを洗い流すタイプで、脂性肌や混合肌に好まれる傾向があります。ただし洗浄力の強いものを使いすぎると、肌に必要な油分まで洗い流してしまい、かえって乾燥を招くことがあるため、自分の肌に合った洗浄力の製品を選ぶことが大切です。

ジェルクレンザー

泡立ちが少ない、または泡立たない透明なジェル状のタイプで、フォームタイプに比べて比較的マイルドな洗い上がりです。乾燥肌や敏感肌に勧められることが多いですが、製品によって洗浄力の差が大きいため、「ジェル=優しい」と決めつけず成分表も確認するのがおすすめです。

ミセラーウォーター

水の中に微細な界面活性剤の粒子(ミセル)が分散しているタイプで、コットンに含ませて拭き取るだけで簡単にクレンジングできます。すすぎが不要なため旅行中や水が使いにくい状況で便利ですが、濃いメイクを完全に落とすには洗浄力がやや弱いので、その後に洗顔で仕上げるのが一般的に勧められます。

低刺激(弱酸性)クレンザー

肌表面が本来持つ弱酸性の保護膜(pH4.5〜5.5前後)に近い酸度で作られたタイプで、肌のバリア機能が弱っている人に比較的勧められます。一般的な石けんはアルカリ性であることが多く、繰り返し使うと肌本来の弱酸性の保護膜を乱す可能性があるため、敏感肌の人は弱酸性表示を目安に選ぶことが多いです。

肌質別の選び方

乾燥肌・敏感肌にはオイル・バーム・低刺激タイプが、脂性肌・ニキビ肌にはフォームやジェルタイプが比較的合うとよく紹介されますが、これはあくまで出発点であり絶対的な正解ではありません。同じ脂性肌でも人によって合うクレンザーは異なるため、洗顔後に突っ張りや肌荒れを感じるようになったら、タイプを変えてみることをおすすめします。

クレンザーの種類と洗い方は別の話

どんなに良いクレンザーを選んでも、お湯の温度が高すぎたり、強くこすったりすると肌への刺激になります。正しい洗顔の温度や手順、ダブルクレンジングが必要な場面などは、クレンザーの種類選びとは別に知っておく価値があります。

よくある質問

毎日ダブルクレンジングをする必要がありますか?

必ずしもそうではありません。ダブルクレンジング(オイルやバームの後に洗顔料を使う方法)は、日焼け止めやメイクをした日に特に有効です。何もつけていない日は、マイルドなクレンザー1回で十分なことが多いです。

洗顔後すぐに肌が突っ張るのはなぜですか?

洗顔直後の突っ張り感は、そのクレンザーが肌に必要な油分まで洗い流しすぎているサインであることが多いです。よりマイルドなタイプや弱酸性、クリームベースのクレンザーに切り替えてみるのが一般的な最初のステップです。