過負荷と漏電は問題も対処法も別物
過負荷によるトラブルは、単にその回路が処理できる以上の電流を流そうとした結果であり、対処法は機器を複数の回路やコンセントに分散させることです。一方、漏電によるトラブルは、傷んだコード、水にぬれた機器、配線の不具合などによって電流が本来の経路の外に漏れ出している状態を意味し、これは根本的な原因を見つけて修理するまで繰り返し発生し続ける本当の安全上の問題であり、ただ上げ直し続けるべきものではありません。
月1回のテストボタン確認が10秒の価値を持つ理由
ブレーカーは、いざというときに実際に落ちてくれて初めて意味を持ちます。他の機械部品と同様、長年の使用で故障することもあります。月に一度テストボタンを押すだけの簡単な確認で、実際の漏電や過負荷が起きたときになって初めて故障に気づくのではなく、点検している段階で不具合のあるブレーカーを見つけることができます。
よくある質問
落ちたブレーカーを自分で上げ直すのは危険ですか?
スイッチを「入」に戻す行為自体は危険ではありません。リスクが生じるのは、根本的な過負荷や配線の不具合を解消しないまま、それを繰り返し行うことで、最終的に過熱や火災につながる可能性があるためです。
過負荷なのか本当の配線トラブルなのか、どう見分ければいいですか?
複数の機器を同時につないだときや、特定の消費電力の大きい機器を使ったときに落ちるのであれば、過負荷の可能性が高いです。特に理由もなくランダムに、しかも繰り返し落ちる場合や、焦げたにおいがする場合は、配線の不具合を疑い、電気工事士に相談してください。