私たちの体はどうやってエネルギーを得ているのか
食事で得たブドウ糖は、それ自体では体がすぐに使えるエネルギーではなく、細胞の中で細胞呼吸という化学反応を経て初めて、体の活動に使えるATPというエネルギーの形に変わります。細胞呼吸の各段階を理解すると、私たちの体がエネルギーを作り出す仕組みがわかります。
細胞呼吸を支える酵素も知っておきましょう
解糖系から電子伝達系まで、細胞呼吸の各段階は多くの酵素の触媒作用なしにはうまく進みません。酵素が反応速度を高める仕組みを知ることで、細胞呼吸への理解もさらに深まります。
よくある質問
運動中に筋肉が張るのも細胞呼吸と関係がありますか?
はい。激しい運動で酸素の供給が追いつかなくなると、筋肉の細胞は嫌気的な過程である乳酸発酵でエネルギーを作り出し、この過程で蓄積する乳酸が筋肉の疲労感と関係していると考えられています。
細胞呼吸と呼吸(息をすること)は同じ意味ですか?
違います。鼻や肺で空気を吸ったり吐いたりする呼吸は、酸素を体内に取り込み二酸化炭素を排出する過程で、細胞呼吸はそうして取り込んだ酸素を使って細胞の中で実際にエネルギーを作り出す化学反応を指します。