3〜5年のキャリアロードマップの立て方

明確なロードマップがあれば、目の前の出来事に流されず長期目標に向かって舵を取り続けられます。

  1. 5年後のおおまかな方向を描く

    具体的な肩書きよりも、専門性を深めたいのか、マネジメントとして成長したいのかといった大きな方向をまず決めます。方向が明確なほど、その後の計画が立てやすくなります。

  2. 1年・3年・5年単位で中間目標を分ける

    5年後の目標を一度に達成するのは難しいものです。1年以内に身につけたい能力、3年以内に担いたい役割のように中間段階を分けておくと、毎年何に集中すべきかが明確になります。

  3. 現在と目標の間にあるスキルギャップを把握する

    目標とする役割に必要な能力と、今持っている能力を比較し、足りない部分を具体的に書き出します。技術的なスキルだけでなく、コミュニケーションやリーダーシップといったソフトスキルも含めましょう。

  4. ギャップを埋める学習・経験計画を立てる

    講座の受講、資格取得、社内プロジェクトへの参加、サイドプロジェクトなど、足りない能力を補う具体的な方法とおおよその時期を計画に含めます。

  5. 現職での成長か転職かを定期的に見極める

    目標への道が今の会社の中で実現できるのか、それとも転職が必要なのかを定期的に点検します。両方の可能性を開いておき、状況に応じて柔軟に判断するのがよいでしょう。

  6. 目標をすでに実現した人に助言を求める

    すでに目指す立場に到達した人と話すことで、一人で計画を立てているだけでは見落としがちな現実的なアドバイスや、予想外の障害を事前に把握できます。

  7. 少なくとも年に1回はロードマップを見直す

    キャリアロードマップは一度立てて終わりではなく、市場の変化や自分自身の関心の変化に合わせて定期的に見直し、調整していく必要があります。

転職のタイミングを判断する基準にもなる

ロードマップがあれば、目の前の条件だけに揺さぶられず、長期目標に照らして転職すべきかどうかを判断できます。

目標管理ツールで実行力を高める

立てたロードマップを実際の四半期・年間目標に落とし込みたい場合は、OKR(目標と主要な成果)のような目標管理の手法を使って中間目標の進捗を追跡するのも良い方法です。

よくある質問

目標がよく変わるのですが、ロードマップを作る意味はありますか?

ロードマップは一度決めたら終わりの固定的な計画ではなく、状況に応じて調整し続ける基準点です。目標が変わること自体は自然なプロセスです。

具体的な肩書きまで決める必要がありますか?

肩書きよりも、どんな役割・専門性を持ちたいかの方が重要です。肩書きは会社によって基準が異なり、かえって計画を制限してしまうことがあります。