自動車ローンの中途返済(早期返済)手数料の仕組み

自動車ローンの中途返済手数料の仕組みを、各ステップで確認しましょう。

  1. 中途返済手数料とは何かを理解する

    中途返済(早期返済)手数料とは、当初の契約期間が終わる前に残りの元金を一括で返済する際に、金融会社が今後受け取れなくなる利息収入の埋め合わせとして請求する手数料です。

  2. 契約書で手数料率を確認する

    手数料率は金融会社や商品ごとに異なり、通常は残りの元金に対する一定の割合で計算され、契約から一定期間が経過すると下がったり免除されたりすることもあるため、一律の料率だと決めつけずに契約書を確認しましょう。

  3. 返済のタイミングが手数料に与える影響を理解する

    契約期間の早い段階で返済するほど手数料が高くなる傾向があるため、完済までに残っている期間と手数料を照らし合わせて、実際に得になるかどうかを計算する必要があります。

  4. 全額返済と一部返済の違いを知っておく

    金融会社によっては、ローンを完全に終了させずに元金の一部だけを前倒しで返済する「一部繰上返済」も認められているため、全額返済するだけの余裕がない場合は、一部繰上返済で利息負担を減らす方法もあります。

  5. 完済後は抵当権抹消の手続きを行う

    早期返済でも通常の完済でも、ローンを完済したら車両に設定された抵当権(担保)を正式に抹消しないと完全な自分名義にはならないため、完済後は必ずこの手続きを行いましょう。

中途返済の前に実際の数字を計算しておく

中途返済手数料は、特にすでに返済期間の大半が過ぎている場合、早期返済によって浮く利息のほとんど、あるいはすべてを相殺してしまうことがあります。早期返済が必ず得だと決めつけず、手数料額と残りの利息額を比較して判断するのが確実です。

すべてのローンにこの手数料があるわけではない

自動車ローンの中途返済手数料は以前ほど一般的ではなくなってきており、手数料がまったくかからない商品も多いため、自分の契約内容を確認してみる価値があります。ペナルティなしで早期返済できる場合もあります。

よくある質問

手元に資金があれば、自動車ローンは早期返済した方が常に得ですか?

必ずしもそうとは限りません。手数料や、その資金を他で運用した場合に得られたはずの利益が、節約できる利息を上回るなら、ローンを続けて資金を他に回した方が有利な場合もあります。早期返済が自動的に最善だと考えず、数字で比較しましょう。

車両の抵当権が抹消されたかどうかはどうすれば分かりますか?

金融会社や自動車登録関連の機関に確認できるほか、多くの地域では完済後に車両の登録記録から直接確認することもできます。