絞りは「露出の三要素」の一つに過ぎない
絞りはシャッタースピード、ISO感度とともに写真の明るさを決める三要素の一つです。背景をより大きくぼかそうと絞りを開くと写真も明るくなるため、シャッタースピードを速くしたりISO感度を下げたりして調整が必要になることがよくあります。
絞りすぎるとかえって画質が落ちる理由
ピントが合う範囲を広げたいなら、できるだけF値を大きくすればよいと思われがちですが、F16前後よりさらに絞り込むと「回折」という現象が起きて画面全体の解像感がむしろ低下します。多くのレンズは開放付近ではなく、そこから少し絞った位置で最も高い解像感を発揮します。
よくある質問
最小F値が小さいレンズほど優れたレンズと言えますか?
一概には言えません。最小F値が小さいレンズは暗い場所での撮影や強いボケ効果に強いというメリットがありますが、最小F値がそれほど小さくないレンズでも、風景撮影や明るい環境ではまったく問題なく高画質を発揮します。
同じF値なのに背景のボケ方が写真によって違うのはなぜですか?
ボケの大きさはF値だけで決まるわけではなく、レンズの焦点距離、カメラと被写体の距離、被写体と背景の距離もすべて影響するため、F値が同じでも結果が変わることがあります。