午後に飲んだコーヒーが睡眠に影響する理由
半減期がおよそ5時間であることを踏まえると、午後4時に飲んだコーヒーは、真夜中の時点でもまだ4分の1程度のカフェインが体内で作用している計算になります。「覚醒している感覚」がなくても、睡眠の質や寝つきに影響しうる量が残っている可能性があります。
「完全に抜ける」までには、思っているより長い時間がかかる
ある物質がほぼ体内から排出されたとみなされるのは、一般的に半減期の約5回分が経過した時点とされます。カフェインの平均的な半減期5時間で計算すると、これはおよそ25時間に相当し、覚醒効果を感じなくなるまでの時間よりもかなり長くなります。
よくある質問
水を多く飲んだり運動したりすると、カフェインの排出は早まりますか?
大きな効果はないとされています。カフェインはほぼ肝臓での代謝によって分解されるため、汗や尿の量を増やしても排出速度そのものは実質的にほとんど変わりません。運動によって一時的に眠気が紛れることはあっても、体内のカフェイン量自体はあまり変わらないとされています。
同じ量のコーヒーを飲んでも、人によって効き方が違うのはなぜですか?
遺伝的な体質(特にCYP1A2酵素の働き)、妊娠の有無、喫煙習慣、服用中の薬、肝臓の状態などによって半減期には個人差が大きく、同じ時間が経過しても体内に残るカフェイン量が人によって大きく異なるためです。