事業を閉じるときの届出手続きの流れ

各ステップをタップして、事業を正式に閉じる手順を順番に確認しましょう。

  1. 税務当局のオンラインポータルにログインする

    多くの税務当局では、事業用のオンラインアカウントから廃業届(登録抹消の届出)を提出でき、窓口に出向く必要はありません。

  2. 廃業理由と廃業日を入力する

    廃業の理由を選び、実際に事業をたたんだ日付を入力します。この日付が正式な廃業日として記録されます。

  3. オンラインで届出書を提出する

    多くの場合、事業許可証などを紙で返却する必要はなく、オンラインで届出を提出するだけで手続きが完了します。

  4. 最終の売上税・付加価値税の申告を行う

    廃業しても申告義務がすぐに終わるわけではなく、廃業日までの期間分の売上税(付加価値税)の確定申告を期限内に行う必要があります。

  5. 廃業した年の所得も翌年の確定申告に含める

    廃業した年に得た事業所得も、翌年の個人所得税の申告対象に含まれるため、申告漏れがないよう注意しましょう。

廃業手続きは一度で終わらない

登録の抹消はあくまで最初のステップにすぎないことが多く、未提出の税務申告や、通信販売業のような特定の活動に紐づく許認可は、それぞれ別の期限で個別に整理する必要がある場合があります。廃業届の提出をゴールではなく、短いクローズ作業リストの出発点として捉えましょう。

廃業後も記録は保管しておく

税務当局は廃業後もしばらくの間、過去の申告内容を確認できる場合があるため、請求書や領収書、申告の控えなどはすぐに処分せず保管しておくのが安全です。これは一般的な情報であり、専門的な税務アドバイスではありません。具体的な取り扱いはお住まいの地域の規定を確認するか、税理士など専門家にご相談ください。

よくある質問

廃業時に許可証などを紙で返却する必要はありますか?

多くのオンライン申請システムでは不要で、電子的に届出を提出すれば基本的に問題ありません。ただし手続きは国や地域によって異なるため、管轄の税務当局に確認しておくと安心です。

廃業後に最終申告を忘れてしまったらどうなりますか?

事業自体を閉じても申告義務がなくなるわけではないため、最終申告を怠ると、廃業後であっても延滞税や加算税などが課される可能性があります。