ボディローション・ボディクリーム・ボディバター・ボディオイルの違い

自分の肌と季節に合ったボディ保湿剤を選んでみましょう。

ボディローション

水分の比率が高く油分は少ないため、伸びが軽くべたつかずに全身に毎日使いやすい基本の保湿剤です。水分の比重が大きい分、夏場や脂性肌など重いテクスチャーが負担に感じる場面に向いていますが、油分が少ない分保湿の持続力はクリームやバターより短めで、乾燥が強い肌では朝晩こまめに塗り直す必要があるかもしれません。

ボディクリーム

ボディローションより油分が多く、とろみのあるテクスチャーで伸びはやや重めですが、その分保湿膜が長持ちします。ローションだとすぐつっぱる乾燥肌や冬の乾燥した環境に向いており、入浴直後の少し湿った肌に塗ると吸収も助けられ、水分を閉じ込める効果も高まります。

ボディバター

シアバターやカカオバターのように常温で半固体状の植物性バターが主成分で、3つのテクスチャーの中で最も油分が多い高保湿タイプです。水分より油分が圧倒的に多く、肌表面に厚い保護膜を作るため、ひじ、ひざ、かかとのように角質が厚くひび割れやすい部位に特に効果的です。ただし吸収がゆっくりで重みを感じやすいため、全身より乾燥が気になる部位を中心に使われることが多いです。

ボディオイル

水分をまったく含まない純粋なオイルタイプで、肌そのものに水分を与えるというより、すでにある水分が逃げないよう閉じ込める役割を果たします。このため水分が残る潤った肌に塗ってこそ効果が最も高く、完全に乾いた肌にそのまま塗ると保湿効果がないまま油膜だけが残ることがあります。薄く伸びるオイル特有のツヤ感から、脚や腕に自然なうるおい感を出す用途でもよく使われます。

季節と肌状態に合わせた選び方

湿度が高く暑い季節や脂性肌には軽いローションが、乾燥した寒い季節や乾燥肌にはクリームやバターの方が合いやすい傾向があります。一人でも部位ごとに使い分けるのが効果的で、たとえば胴体や腕には軽いローションを、ひじ・ひざ・かかとのようにひび割れやすい部位にはバターやクリームを部分的に重ね塗りする方法がよく使われます。

いつ塗るのが最も効果的か

4つのタイプすべてに共通して、シャワーや入浴直後、肌に少し水分が残っている状態で塗ると水分を閉じ込める効果が高まり、保湿力が一段と上がります。タオルで完全に水気を拭き取らず、少し湿った状態のまま3分以内に塗るのがポイントで、このタイミングを逃して肌が完全に乾いてから塗ると、同じ製品でも保湿効果が下がることがあります。

かかとのように角質が厚い部位には

ボディバターだけではケアが足りない場合は、かかとのように角質が厚く割れやすい部位に、さらに油分の多い保護クリームやワセリン系の製品を重ねるのもおすすめです。

これはボディ用、顔とは別物です

このガイドはボディ用保湿剤について扱っています。顔の肌は一般的に薄く敏感なため、ボディ用の重いテクスチャーよりも、顔専用に作られた軽いスキンケア製品を使ったルーティンの方が向いています。

よくある質問

1つだけ買うならどれがいいですか?

肌がひどく乾燥しておらず、一年中使える製品を1つ選びたいならボディローションが無難です。冬場のつっぱりが強い方や元々乾燥肌の方は、ボディクリームを1つ用意し、必要な部位にバターを足す使い方が効率的です。

ボディオイルを塗るとかえって乾燥する気がします。

ボディオイルは水分を補う製品ではなく、すでにある水分を閉じ込める製品のため、完全に乾いた肌に塗るとそう感じることがあります。シャワー直後、肌に水分が残っている状態で塗ってこそ本来の効果を実感できます。