2つの次元から3つのタイプへ
自我統制と自我レジリエンスは、もともと独立した2つの次元として提唱されました。しかし心理学者ジョナサン・シェドラーらを含む研究者たちが多数の研究データにクラスター分析をかけたところ、レジリエント・過剰統制・過小統制という3つのタイプが自然なまとまりとして繰り返し現れ、これが現在広く知られる類型論的な枠組みの元になりました。
単純な「自制心スコア」とは違う理由
自我統制は「高ければ高いほど良い」という単純な話ではありません。過剰統制型は自制心自体は十分にありながら、感情表現や柔軟性に苦労することがあり、統制の強さそのものが必ずしも肯定的な特性とは限らず、柔軟性を欠いた強すぎる統制にはそれ自体のコストがあることを示しています。
よくある質問
レジリエント型は単純に「一番良い」性格タイプですか?
研究では平均的に社会的・情緒的な適応の良さと一貫して結びついていますが、他のタイプが機能不全というわけではありません。多くの過剰統制型・過小統制型の人もうまく機能しており、このモデルは単に衝動や感情への対処の仕方における傾向の違いを説明しているにすぎません。
人はライフステージによってタイプが変わることがありますか?
縦断研究によれば、こうした傾向は子ども時代から成人期にかけてかなりの安定性を示しますが、決して固定された運命ではありません。重要な人生経験や意図的な努力によって、衝動のコントロールをどれだけ硬直的に、あるいは柔軟に行うかは時間とともに変わり得ます。