BBクリームとCCクリームの違い完全ガイド

BBクリームとCCクリームは店頭で並んで置かれ、ほぼ同じもののように使われがちですが、もともと解決しようとした課題が異なります。実際の違いを整理しました。

BBクリームは元々スキンケア後のケア用品として誕生

「BB」はブレミッシュバーム(またはビブレッシュバーム)の略で、もともとドイツで皮膚科治療後の肌ケア用に開発されたものが、韓国でスキンケア・日焼け止め・軽いカバー力を一つにまとめたマルチタスク製品として広まり、現在の形に発展しました。

CCクリームは色補正専用に開発

「CC」はカラーコントロール(またはカラーコレクティング)の略で、BBクリームより目的を絞り、赤みやくすみ、色ムラを色補正用の顔料でニュートラルに整えることに特化して作られ、一般的に軽めの仕上がりになります。

BBクリームは総じてカバー力が高め

BBクリームは一般的にカバー力が高く、テクスチャーもよりスキンケア寄りの濃厚さを持つことが多く、美白やエイジングケア成分を配合するなど付加価値をうたう製品も多く見られます。

CCクリームは総じて軽く自然な仕上がり

CCクリームは美容液やフルイドに近い軽いテクスチャーで、「素肌感を活かしつつワントーン整える」ような自然な仕上がりを重視し、厚塗り感のあるカバーより色補正を優先します。

選ぶ基準は自分の一番の目的

くすみや色ムラをしっかりカバーしたい、あるいはワンステップでメイクした感のある仕上がりが欲しいならBBクリームのカバー力が向いています。赤みやくすみだけを整えつつ、できるだけ素肌に近い仕上がりを保ちたいならCCクリームの軽い色補正処方が向いています。

両者の境界は曖昧になっている

BBクリームとCCクリームは商業的に成功したマーケティングカテゴリーとなったため、現在では両方の特徴を併せ持つ処方も多く、ラベルの名称は厳密なルールというより処方の意図をおおまかに示すものになっています。カテゴリー名だけでなく、実際のカバー力や仕上がりの説明を確認することが重要です。

どちらも専用の日焼け止めやファンデーションの代わりにはならない

多くのBB・CCクリームにはSPFが含まれていますが、単体で十分な日焼け対策になるとは限らず、カバー力も一般的な保湿剤よりは高いものの専用ファンデーションよりは軽めです。どちらか一方を完全に置き換えるものというより、間を埋めるマルチタスク的なステップと捉えるのが実態に近いでしょう。

どちらも統一された業界基準を持たないマーケティング用語として生まれた

「BB」も「CC」も、SPF表示のように規格化された製品カテゴリーではないため、同じラベルを使っていてもブランドによって処方・カバー力・仕上がりは大きく異なります。BB/CCという名称だけに頼らず、個々の製品説明を確認することが重要です。

よくある質問

BBクリームとCCクリームは併用できますか?

一般的な使い方ではなく、多くの人にとって必要もありません。基本的にはどちらか一方を選ぶ代替的な存在であり、両方重ねると多くのルーティンにとって過剰な重ね付けになりがちです。

どちらのほうが日焼け止め効果が高いですか?

BBかCCかというカテゴリーで一律に決まるものではなく、SPFの数値は個々の製品やブランドによって異なります。カテゴリー名で判断せず、製品ごとの表示SPFを確認してください。