浴室リフォーム時に確認すべきポイント

ステップをクリックして順番に確認してみましょう。

  1. 防水工事の品質をまず確認する

    浴室リフォームで最も重要なのは防水です。既存の防水層の上に重ねる方式か、完全に撤去して再施工するのかを確認し、防水後に湛水試験(水を張って漏水を確認する検査)を行うかどうかを尋ねましょう。

  2. 排水口の勾配と配管位置を点検する

    床の水が排水口へスムーズに流れるよう適切な勾配で施工されているか、洗面台やトイレの配管位置が従来と変わることで階下への漏水につながらないかを確認する必要があります。

  3. 換気設備(換気扇)の性能を確認する

    湿気の多い浴室では、換気扇の容量とダクトの接続状態がカビの発生を左右します。既存の換気扇を再利用するか交換するか、ダクトが屋外にきちんとつながっているかを確認しましょう。

  4. タイル・目地の等級と施工方式を確認する

    タイルは吸水率の低い磁器質タイルが使われているか、目地はカビに強いエポキシ目地かセメント系目地かによって、その後の維持管理の手間が大きく変わります。

  5. 便器・洗面台など衛生器具の位置変更が可能か確認する

    配管構造上、衛生器具の位置を動かすには床を上げたり配管を新たに埋設したりする必要がある場合があるため、工事範囲と費用に影響する位置変更の可否を事前に明確にしておきましょう。

浴室リフォームは防水が8割

浴室は最も水を多く使う空間のため、防水工事が不十分だと階下への漏水被害につながり、近隣とのトラブルに発展することがあります。タイルや水栓など目に見える仕上げ材よりも、目に見えなくなる防水・排水工程をより入念に確認する必要があります。

完成後のセルフメンテナンス方法も確認しておく

リフォーム後の浴室を自分で管理したいなら、目地のシリコンコーキングを打ち直す基本的な方法も覚えておくと、劣化したシリコンをセルフで補修でき、水回りのトラブルを早期に防げます。

よくある質問

湛水試験は必ず依頼すべきですか?

湛水試験は防水工事がきちんと行われたかを確認する最も確実な方法です。床に一定時間水を張り、階下の天井や壁に漏水がないか確認する工程で、業者にあらかじめ実施を依頼しておくのがおすすめです。

重ね張り施工と完全撤去施工、どちらが良いですか?

既存の防水層の状態が良好であれば重ね張り施工でコストと工期を抑えられますが、漏水履歴がある場合や防水層が劣化している場合は、完全に撤去して再施工するほうが長期的に安全です。