Audacityの基本操作:無料ではじめる音声編集

Audacityは無料のオープンソース音声編集ソフトで、日常的な編集作業の大半をカバーできます。基本の使い方を見ていきましょう。

  1. 音声ファイルを読み込むか、直接録音する

    Audacityで既存の音声ファイルを読み込むか、マイクを使ってその場で録音を始めます。

  2. 不要な部分を切り取る

    波形をドラッグして範囲を選択し、切り取りや削除で編集します。

  3. ノイズ除去効果を適用する

    「エフェクト > ノイズ除去」を使うと、録音時に入り込んだ背景ノイズを軽減できます。

  4. 編集した音声を書き出す

    編集が終わったら、MP3やWAVなどの形式でファイルを書き出します。

  5. なぜ便利なのか

    無料のオープンソースソフトでありながら、ポッドキャストの編集や背景ノイズの除去など、実務で必要とされる音声編集機能のほとんどを備えています。

きれいにノイズ除去するコツ

ノイズ除去は、まず音声や音楽が入っていない、背景ノイズだけの短い区間を選んでノイズプロファイルを作成し、それを基に曲全体へ適用するとうまくいきやすくなります。除去の強さを上げすぎると、こもったような不自然な音になることがあるため、まずは控えめな設定でプレビューしてから調整していくのがおすすめです。

用途に合った形式・音質で書き出す

WAV形式での書き出しは非圧縮のまま音質を保てるため、アーカイブ用途やあとで再編集する場合に向いています。一方MP3形式は、選んだビットレートに応じて多少音質が犠牲になるものの、共有やポッドキャスト配信に適した軽いファイルサイズになります。環境によっては、MP3書き出しのために無料の別途エンコーダーライブラリのインストールが必要になる場合があるので、事前に準備しておくとよいでしょう。

よくある質問

Audacityは本当に完全無料ですか?

はい、Audacityはサブスクリプションも透かしも機能制限もない、無料のオープンソースソフトです。基本的な音声編集の入門として最もよく勧められるツールの一つです。

Audacityはバンド全体のような複数トラックの同時録音もできますか?

オーディオインターフェースに複数の入力があれば、Audacityでも複数トラックの同時録音自体は可能です。ただし基本的にはシンプルな編集作業向けに設計されているため、バンド全体の本格的な録音には、専用のDAWソフトのほうが適していることが多いです。