通常のオークションより手続きが厳格に感じる理由
競売は市場での取引ではなく法的な手続きであるため、入札書のちょっとした訂正のような細かい不備が、そのまま入札の無効につながることがあります。この厳格さは意図的なもので、実際に提示された金額をめぐる争いから関係者全員を守るためのものです。だからこそ、書き間違えたら訂正せずに新しい用紙をもらうよう案内されるのです。
封をする直前に必ずやるべきこと
封をする前に、事件番号・物件番号・入札金額を自分のメモと照らし合わせて、1分だけかけて読み返す習慣をつけましょう。この一手間だけで、桁を書き間違えて想定より大幅に高い金額を提出してしまうという、この手続き全体で最も高くつく失敗を防げます。封筒が開けられた後では取り返しがつきません。
よくある質問
本人が出向かずに入札することはできますか?
正式な委任状があれば代理人による入札を認めている場合があり、一部の裁判所ではオンライン入札の試験導入も進んでいます。ただし、基本は売却期日当日に本人または代理人が出向く方式なので、対象の売却で認められている方式を必ず確認してください。
落札後に気が変わったら保証金はどうなりますか?
最高価買受申出人に選ばれた後に取り消したり代金を納めなかったりすると、保証金は返還されず没収されるのが一般的です。実行する覚悟のある金額でのみ入札しましょう。